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食と農の社会学 生命と地域の視点から Minervatextlibrary

桝潟俊子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623070176
ISBN 10 : 4623070174
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

グローバル化と工業化が進む現代の食と農を多角的・批判的に分析し、対抗性を担う主体とその実践から、生命と地域に根ざした新しい視点を提示する。現代における「食と農の社会学」を基礎づける待望のテキスト。

目次 : 食と農をどう捉えるか―農業・食料社会学とその展開/ 第1部 工業化とグローバリゼーション(地球とともに生きる食と農の世界―揺れるグローバル社会/ 多国籍アグリビジネス―農業・食料・種子の支配/ 地域ブランド―ふたつの真正性について)/ 第2部 危機・安心・安全(近代科学技術―科学的生命理解の視点から/ 農薬開発―ネオニコチノイド系農薬を事例として/ 畜産―工業化・産業化の視点から/ 生ごみと堆肥―地域循環型農業の崩壊と再生)/ 第3部 地域での実践活動(ローカルな食と農/ 中山間地域―生活の場から/ 農の担い手―その多様なあり方/ 農村における女性―エンパワーメントと価値の創造/ 都市農村交流―グリーンツーリズムを例に)/ 食と農をつなぐ倫理を問い直す

【著者紹介】
桝潟俊子 : 1947年東京都生まれ。1971年東京教育大学文学部社会学専攻卒業、博士(社会科学)。現在、淑徳大学コミュニティ政策学部教授

谷口吉光 : 1956年東京都生まれ。1990年上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了、博士(農学)。現在、秋田県立大学地域連携・研究推進センター教授

立川雅司 : 1962年岐阜県生まれ。1985年東京大学大学院社会学研究科修士課程中退、博士(農学)。現在、茨城大学農学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    食料・農業社会学は未確立の日本(C頁)。レギュラシオン研究でも登場する須田文明教授は、食品文化遺産を通じた農村ツーリズム振興の図式を紹介(Pouech,2010、86頁)。農村振興に帰結する農村ツーリズムと地域資源の文化遺産化の始発点。谷口吉光教授は、江戸時代の糞には値段がついていたことを紹介。ゴミに経済的価値を付けて商品として売買。現代の廃棄物政策にも推奨されているという(155頁)。桝潟俊子教授は、フードシステム、グローバル化に対抗する、ローカル、コミュニティ指向(173頁)。 

  • まつど@理工

    食と農をめぐる諸問題を社会学のアプローチによって次の3つの視点から解き明かす。@グローバリゼーションに対する対抗軸A近代化・産業化に対する対抗軸B対抗性を担う主体とその実践、これを支える理念。p68には食と農に関する映像作品まとめが載っている。それぞれのテーマに関してキーポイント、キーワード、討議のための課題が載っており、参考文献も充実していることから自主学習にも適している。内容的に高校生で地理を2次試験に使う人は買ってもいいと思う。武井正明『記述論述地理B』の解説で十分でないところを補ってくれると思う。

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