Books

ありがとう、金剛丸 -星になった小さな自衛隊員-

桜林美佐

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847090585
ISBN 10 : 4847090586
Format
Books
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2011年3月11日に東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災。その裏で人知れず活動し、天国に旅立っていった救助犬・金剛丸をあなたは知っていますか? 本書は金剛丸の出生から訓練、そして病気で体調がすぐれない中で実直に人命救助の任務を全うした、その4年間の短い生涯を綴る、涙溢れる感動のノンフィクション。被災地の活動で、足をけがして血まみれになってもひるまず、 水の中も泳いで生存者を必死に捜した金剛丸のことを、私たちは絶対に忘れない。


【著者紹介】
桜林美佐 : 1970年4月26日生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部放送学科卒業後、テレビ番組ディレクターとして『はなまるマーケット』(TBS)など、多数の番組制作に参加。現在はジャーナリストとして、日本の防衛政策を取材・執筆。ニッポン放送『あさラジ!』『ごごばん!』などに出演。2010年11月より防衛省主催「防衛生産・技術基盤研究会」委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しいたけ

    小さな体ながら、立派な自衛隊員なのだ、金剛丸は。泥だらけになり、足を血だらけにし、まだ凍てつく被災地で生存者を必死で探す。この使命感を、どうやって胸に宿したのだろう。「前へ!」ハンドラーのその一言で金剛丸はひたすら走る。任務を終え厚木の駐機場に着陸した救助犬一行を、海上自衛官が寒風のなか並び敬礼で迎える。同士への敬意なのだと思う。こんなところにまで胸が熱くなる。血統書上の名前は「コーラス・フォム・エーヴィヒヴィント」永遠の風、なのだそう。天国で震災で亡くなられた方の慰めとなっているに違いない。

  • Ririka

    自衛隊で警備犬として訓練され、国際災害救助犬の資格も取り、東日本震災に派遣され土砂や瓦礫の中を足を傷つけながらも、生存者の発見に尽くした、金剛丸と妙見丸、金剛丸は捜索に出る前から体調を崩してたにもかかわらず、一途に号令に従い、仕事をしてくれた姿に胸が詰まる思いでした。その過労が重かったのか僅か4歳で命を全うしてしまった金剛丸には深い敬礼と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

  • 百太

    人から褒められて遊んでもらえる事が最大のご褒美の犬たち。けなげです。

  • 七月せら

    自衛隊基地の警備犬として頭角を表し、その能力をもっと広く世の役に立てられるようにと国際救助犬の資格を取り、東日本大震災では実際に行方不明者の捜索をした金剛丸。体調不良を押して果敢に捜索に向かう姿は使命を全うせんという決意に満ち溢れていて、胸が一杯になりました。ありがとう、そして安らかに。

  • シュエパイ

    失われてしまった君のこと。自分が傷つき弱っていても、張り切って頑張ってくれた、勇敢で強かった君のこと。そして、いまもなお、この国を守り続けていてくれる、君たちとその同士のこと。ただただ、忘れないよ、忘れないようにするよ、としか。ごめんなさいと、ありがとうの、両方の言葉を想うのです。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items