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星々たち 新装版 実業之日本社文庫

桜木紫乃

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408559100
ISBN 10 : 4408559105
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

いびつでもかなしくても、生きてゆく――北の大地を彷徨う女・千春の生と性を描く珠玉の九編。桜木文学の真骨頂、ここにあり!

【著者紹介】
桜木紫乃 : 1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。07年同作を収めた『氷平線』で単行本デビュー。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で直木三十五賞、20年『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • てつふふ

    主に道東を舞台に、祖母に育てられた千春を軸に数十年にわたるストーリーが描かれている。各章の間に隠されたドラマは自分で想像しなければならなかった。凍れる空気の中で淫靡な光を放つ星々だった。これまで読んだ桜木さんの小説のなかで最もインパクトがあった。踊り子さんの解説がよかった。

  • バカリャウ

    荒廃した空気が漂よう中母娘の物語が紡がれてゆく。人の「業」を感じずにはいられない物語だった。 章ごとに千春の印象がまるで別人かのように変わる。千春の感情は描かれないけれど、逆境も困難も全てを当たり前のように受け入れて生きる千春の強さを感じた。最後のやや子の章で全てを包み込むような寛容さを感じて、救いようがない話に思われるのにこれでいいんだという気持ちになった。 解説の新井さんは書店員だと思っていたけれど知らぬ間に踊り子さんという肩書きがついていて驚いた。

  • れい

    【図書館】最後には千春目線で描かれた短編も出てくるんじゃないかと思ったけど、無かった。千春からみたら、全てのことが違って見えるんではないかと感じたから。主人公でありながら本人の考えていることや感じていることはあまり分からない。ただただ不幸にのまれながらも、運命を呪うことなく、そのばその場をなんとか乗り切っているような印象。なんとなく無機質な感じ。

  • だんご貴子

    独りになって久々の読了。 家族といる時は時間をこじ開けてでも読んでいたのに、今いくらでも時間も暇もあるけど読めない。 好きな登山雑誌を毎月読むのが精一杯。 桜木紫乃さんの得意(?)な登場人物とそれらの人々を紡ぎ合う文章が読了させてくれた。 やっぱ読書って良い!

  • 商業主義の地獄ゆき

    桜木紫乃さんの書く本どれも好きなのだけどこれは全く響かなかった……。誰かどうしようとそれがどうしたの?と思えてしまった。主人公(たち)がほとんど語らず、第三者からの視点で綴られているからかもしれない。ただの好き好きの感想じゃんとしか思えなかった。時代もあるのだけれどただただ失礼と思う部分もあり。(それが第三者の見方なのだろうけど) 素晴らしいと思えない私こそが「愚鈍」なのか?と思わされた。ただ好き勝手して生きてきた人たちを「それぞれ輝いている」と肯定はできないかな。

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