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トビウオが飛ぶとき 「舞いあがれ!」アンソロジー

桑原亮子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048975926
ISBN 10 : 4048975927
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan

Content Description

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」から、貴司、秋月史子、リュー北條、八木巌の詩歌を一冊に!

目次 : 梅津貴司の歌(第一歌集『デラシネの日々』より/ 第二歌集『連星』、随筆集『トビウオの記』より)/ 秋月史子の歌(短歌二十首(長山短歌賞佳作『独りにて』より))/ 子どもたちの歌/ 北條龍之介の歌(短歌連作「本」より)/ 八木巌の歌・詩

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikashika555

    朝ドラ「舞いあがれ」劇中で詠まれた歌を纏めた歌集。 歌人 梅津貴司、秋月史子、貴司が教えた子供たちの歌、八木のおっちゃん、そしてなんと!リュー北條の歌も。 これらの歌は全て 脚本家桑原亮子さんが作られたものなのだが、詠手それぞれに作風が違い言葉が違い個性が宿る。 貴司の真っ直ぐさ ひたむきさ。 秋月史子の抱える寂しさや情熱の迸り。 八木のおっちゃんの 自分を透明化した世界の描写、見えないものを言葉で捉える鋭さと品格。 なにより、リュー北條の歌にしびれてしまった。なんて切なく愛おしい思いを秘めているのか。

  • aika

    朝ドラ「舞いあがれ」で貴司くんが舞ちゃんに贈った短歌を1冊の本として読めて、懐かしくなりました。愛する人との幸せな日々、また父親として詠んだオリジナルの歌も魅力的です。史子さんの短歌は文語調で重めの歌が多くキャラクターどおりで、失恋の歌には胸がチクリ。そしてリュー北條の本名は龍之介!昭和の雰囲気が薫る学生時代を詠んだ歌の数々に、本当にロマンチストなのは刈谷先輩じゃなくてリュー北條だったんだ!!と思わずニンマリでした。彼の詠んだ「仕送りの胃薬分けてやることが精一杯の愛だったころ」という歌がお気に入りです。

  • ほう

    NHKの朝ドラ「舞いあがれ」の中の短歌が収められている。登場人物ごとにまとめられているが、これを全部、桑原亮子さんが作ったと言う事を凄いなぁと思う。貴司くんは彼らしい真っ直ぐさと繊細さを、秋月さんは彼女らしい秘めたる想いを文語体で。どれもじんと来るような歌。

  • まぁみ

    実は朝ドラの放送を見ていた時に、画面に映る詩や短歌を、目を凝らして書き留めていたんです。時にはTV画面をスマホのカメラで撮って(笑)。デラシネに飾られた八木のおっちゃんの作品や貴司くんの歌の数々を必死に書き出しました。本書の刊行が決まったとき、喜びながらも…無駄な労力使ったなぁと苦笑いしました。今は突き合わせを楽しめる!と嬉々としています(笑)。こうして何人もの登場人物の作品が一冊にまとまった桑原さんの歌集を手にすることが出来るなんて…「舞い上がれ!」ファンとして、短歌好きとして超絶幸せ♡宝物の一冊です♪

  • なま

    ★4.3 朝ドラ『舞いあがれ!』の登場人物が書いたとされる詩歌。実際は桑原亮子さんが書かれているが放送にあった「トビウオが飛ぶとき他の魚は知る水の外にも世界があると」「君が行く新たな道を照らすよう千億の星に頼んでおいた」は何度詠んでも視野や視界が切り替わった刹那の歓喜や、孤独の闇に灯る無数の優しさを感じる。また個人的には「食べられないものを運んで帰っては叱られる蟻きっといるだろ」が愛おしい。子ども達の短歌の章では子どもが親に手を振る意味にほっこりした半面、想像力の面白さを体感。巻末には俵万智さんの解説有り

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