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続・中学からの大学講義 3 創造するということ ちくまプリマー新書

桐光学園

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480683335
ISBN 10 : 448068333X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

技術やネットワークが進化した今、一人でも様々なことができるようになってきた。新しい価値観を創る力を身につけて、自由な発想で一歩を踏み出そう。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しゃが

    デザイナー原研哉さん、あの堀江敏幸さん、独特な哲学者中島さん、興味深かった。何だか「創造するということ」とは融通無碍らしい。原さんは本来のデザインの要素には「空っぽ」あり、緻密・丁寧・繊細・簡潔といった独特の美意識が日本の資源や幸福の方向がある。堀江さんはわかるまでは「待つ」がテーマ。あの独自の文体が生まれるのがわかったような気がした。お薦めが幸田文さんだというのも嬉しい。お三方とも知ることや、わかること、好きなことを大切にしようと語りかけてくれた。

  • プル

    中学生を対象に、将来何になりたいのか、それまでにどんなことを考え、道を切り開いて来たのか、該当の学問とはどういうものか等、その道のプロから語られる「学問」紹介の講義内容である。成人して社会人になって長い自分でも十分楽しめた。章末には演者本人からオススメの本を紹介。また、読みたい本が増えてしまった。堀江俊幸氏が幸田文作品を勧めてくるとは。翻訳者柴田氏の内容も、哲学者中島義道の紆余曲折しながらも貫き通した人生の選択も学生に響く話だったろう。こういう講義を子供の頃に受けてみたかった。

  • 各方面の第一線で活躍している方々が中学生に向けて行った講義の内容を再編集してまとめた一冊。堀江敏幸氏の講義の中で「創作にゴールはなくあるのは過程だけ」という話があった。一遍の小説を書き終えたとしても創作活動そのものが終わったから終わったわけではない。終わりだと思ったから終ったのだ。終わったという実感があるからその小説が残るのだと。僕はこれを読み自分の過去の制作物を読み返したときに、それがどんなに未熟だと感じても否定しないことにした。それを書いたときの考え方(過程)を大切しようと思ったから。

  • ネムル

    中島義道が意外とというか、中高生への語りに徹してるせいか、スゴく真っ当で笑った。堀江敏幸が自身の創作と、そこからのオススメに幸田文を挙げているのが気になる。

  • 奈良坂葵

    中学生にとって大学ってどんな講義をしているのか、興味があると思う。東浩紀さんの理系と文系の違いの論点が面白かった。理系ばかり専門性を重要視されて、文系が縮小されるような状況は、社会が豊かでない気がする。同意。

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