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ISBN 10 : 4787234137
Content Description
サイボーグや人工知能のように電子テクノロジーが日常化する現在、それらに支えられたサイバー・カルチャーのなかで私たちの身体はどのような意味をもつのか、それに対応する倫理をどう立ち上げるべきかを哲学・現代思想やメディア論から思索する。
目次 : 第1部 サイバー・カルチャーへの誘い(ヴァーチャル・ワールドのジェンダーとセクシュアリティ―その両義性/ MMORPGにおけるジェンダー・スイッチングに関する一考察/ コンピュータを介したコミュニケーションの倫理学的検討)/ 第2部 サイバー・カルチャーにおける自己と身体をめぐる考察(情報社会における自己の多元化―その倫理的可能性を考える/ サイバー・スペースの自己と身体に関する考察/ サイバー・カルチャーにおける“身体論的”転回)/ 第3部 これからのサイバー・カルチャー研究に向けて(生成としてのサイボーグに関する一考察/ “サイボーグ”という経験を捉える視座とはどのようなものか/ 覆い隠された“身体”経験の顕在化に向けて―サイバー・カルチャー研究の方法)
【著者紹介】
根村直美 : 1964年、岐阜県生まれ。日本大学経済学部教授。専攻は倫理学、現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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