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生類憐みの世界

根崎光男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784886213525
ISBN 10 : 4886213529
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan

Content Description

悪法のイメージをもって世に語られる「生類憐みの令」は、世界史上にも例をみない動物愛護の政策でもあった。法令の実相と歴史事象を冷徹に分析し、社会悪是正の一端としてなされたこの政策の真意に迫る。

【著者紹介】
根崎光男 : 1954年茨城県行方市に生まれる。1983年法政大学大学院博士後期課程単位取得。法政大学人間環境学部教授。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • maqiso

    将軍綱吉は仁政のために鷹狩りの廃止、捨子や捨馬の禁止、野犬の保護などを行い、生類をあわれむ心を広めようとした。開明的とも言える思想だが、経済や教育の問題として捉えられないために、上から押しつけるだけの悪政になった感じがある。内容に繰り返しが多くて少し読みにくい。

  • ut_ken

    生類憐れみの令について、より詳しく知りたい方向けに。綱吉の政策のみならず、綱吉以前の幕府や各地の大名の政策でも、文治政治の風潮や都市化対策などですでに同様の政策があったことも述べられている。

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