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ISBN 10 : 4582858937
Content Description
マルクスの『資本論』は、資本主義崩壊の論理を解明し、ケインズの『雇用、利子および貨幣の一般理論』は、マクロの経済安定を図る「有効需要の原理」を確立した。制度化された現代の経済学教育では、こうした古典的な考えは重視されない。しかし今でも、経済危機が訪れるたびに過去に解を求めるのは、時代を画した優れた経済理論の根底には必ず、確たる思想があるからだろう。経済学の古典的名著から学ぶ意義は、現代においても、決して色あせることはない!
目次 : 第1章 資本主義とは何か(疎外された労働―マルクス/ 有効需要の原理―ケインズ/ 隷属への道―ハイエク)/ 第2章 経済学はどのように教育されてきたか(サムエルソン『経済学』の登場/ 教科書にみる現代経済学の変遷/ 現代経済学の新潮流)/ 第3章 教科書に馴染まなかった人たち(誤解されるシュンペーター/ 大衆に愛されたガルブレイス/ 金融危機のたびに思い出されるミンスキー)/ 第4章 経済学者の思考法を比較する(マーシャルとワルラス/ ケインズとカレツキ/ シュンペーターとケインズ)/ 第5章 自伝を読む(ワルラスの自伝/ ミルの自伝/ ロビンズの自伝)/ 付録 読書案内
【著者紹介】
根井雅弘著 : 1962年宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2019/09/30
おせきはん
読了日:2018/11/29
さっとん
読了日:2019/09/17
ドクターK(仮)
読了日:2019/01/22
つか
読了日:2019/09/27
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