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「働けない」をとことん考えてみた。

栗田隆子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582839654
ISBN 10 : 4582839657
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私はいつも「普通の働き方」にハマれない──。非正規雇用、賃金格差、病や障害‥‥ロスジェネ世代の著者が〈働けない〉当事者の立場から日本の労働を考えるエッセイ集!

【著者紹介】
栗田隆子 : 文筆家。1973年生まれ。大阪大学大学院で哲学を学び、シモーヌ・ヴェイユを研究。その後、非常勤職や派遣社員などのかたわら女性の貧困問題や労働問題を中心に新聞・雑誌などで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【働かない/働けないことについて、独身女性の視点から描く】「将来に不安を感じることはないか」という質問に、「契約が短期で終わる人間は将来なんてものを考えられない」と直截に答えてしまう、うつ病持ちの著者が考える労働論。<「先生」と呼ばれる仕事、とりわけ学校教育に関連する場所で「先生」と呼ばれる仕事を忌避し続けた。不登校をした経験は大きく、どんなに勧められても(そして大学の単位は山のように取っても)教職課程の単位だけは頑なに取らなかった>と。本筋と離れるが、ここに一番共鳴。わたしも教職課程を取らなかった……⇒

  • ちゅんさん

    この本のタイトルを見て読まずにはいられませんでした。読んでみて働けない人、働きたくない人っているよなぁとやっぱりそうだよなぁと安心した。でもこういうことを言ってはいけない空気感が日本は強い。ほんと嫌になるよ、資本主義も労働も日本もクソだ。フルタイムで働かなくても暮らしていけるように、いや贅沢は言わないからせめてフルタイムで働けば普通の暮らしが出来るようにしてくれ、頼むから。

  • こばまり

    このお方はどうして、日頃私がモヤっと思ってきたことをこんなに的確に綴れるのだろう。22才の時「一人前の口は自分の力で食えるようになってから利け」と父から言われ早幾年。時に愚痴るくらいで疑問も持たず、毎日フルタイムかそれ以上に働いてきてしまったのだった。

  • 本詠み人

    タイトルに惹かれて初読の著者さんの本を手にとった。これは...自分語り的エッセイなのかな?それとも引用文献がしっかり提示されているので学術論文?著者さんがこの本で何を伝えたかったのか、自分の読解力が足りないのか、いまいち理解出来なかった。

  • ロア

    週五日毎日早起きして満員電車通勤して会社で愛想よく8時間働くってやっぱ過酷だよ。体と精神が丈夫で健康でないと続かない。さらに今って少数精鋭(人員削減)のせいで一人一人が常に100%の全力で仕事して成果出す事を求められるからシンドイ。余力を残した働き方は許さないという風潮はおかしいと思う。もっと言えば、会社は株主のものって単純な考え方も浅ましいなって個人的に思う。 著者のフェミ&諸々の偏見発言には若干辟易しましたが、それ以外はさすが高学歴の文筆家だなって思わされました(●´ω`●)

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