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漢文を学ぶ 4

栗田亘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887470460
ISBN 10 : 4887470460
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2004
Japan

Content Description

前「天声人語」の名筆が子どもたちに向けて書き下ろした漢籍の奨め。「詩経」「韓非子」などから18篇を収録し、鋭くもユーモラスな解説で紹介。漢文の重厚骨太な世界へと軽やかな筆で読者を誘う入門書。

【著者紹介】
栗田亘 : コラムニスト。1940年東京生まれ。65年朝日新聞に入り2002年まで在社。社会問題や世相、教育のあり方などの社説を執筆する論説委員を経て、「天声人語」を担当。2000本のコラムを書いた。現在、日本エッセイスト・クラブ理事。朝日新聞書評委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • モリー

    日頃、何気なく使っている諺や慣用句の中には漢文に由来する言葉が多いことを改めて知りました。論語や荘子、韓非子、老子、菜根譚、白氏文集、文選、後漢書…、これらの古典を読んだことが無い私でも「三省」や「蟷螂の斧」など日常使う言葉を通して少なからずその影響を受けていたようです。しかし、諺や慣用句として人口に膾炙する以前の原典に近づくことで初めてその真意に気づくことや身にしみることがあるように思います。例えば、三省という言葉は一日を振り返り、少なくとも三つの反省点を振り返ることだと思い込んでいました。反省。🐒

  • サラダボウル

    少し前の小説を読んでいると、私は知らない言葉が多いなぁと感じる。本書は小冊子のような手軽なサイズ。筆者は軽やかなコラムとともに漢文を紹介してくれる(児童書ですがそう見えません)。人って1000年以上前から、あんまり変わってないなぁ(蝸牛角上何事かを争う)と思う。オトナになると猛烈に叱ってくれる人もいなくなるから、時々自分で本書の言葉を読まなきゃなぁと感じる(でも寝る前に読むと心地良く寝てしまう‥)。

  • ロバくん

    漢文ひとつに約3ページの解説。これがすごく分かりやすく、無駄なくためになります。著者は、朝日新聞の『天声人語』を担当されてただけあって内容が凝縮されています。器の小さな私が、少しでもその器を大きくできたらと思いながら読みました。この本は75ページと非常に薄いため、繰り返し読むべきなのでしょう。日を置いて再読しようと、決心しました。『厩焼けたり」の解説はいいお話しでしたし、『当に三余を』は身につまされました。

  • toki@kikakulove

    評価【SR】/【essence・人の小過を責めず、人の隠私を発かず、人の旧悪を念わず】【review・意味は他人の小さな過失はとがめず、個人的な秘密はあばかず、昔犯した罪は忘れるというもの。特に「人の小過を責めず」は社会に出るとなかなか難しい。この言葉を反芻していれば、眉間にしわを寄せて歩くこともない。人間関係をうまくやるコツだろう。】

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