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障害と能力 障害教員運動史が示す「異なる在り方」の社会

栗川治

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865001914
ISBN 10 : 4865001913
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
栗川治 ,  

Content Description

差別を無くし人間の自由と平等、尊厳と人権保障を実現していくことが、近代社会の目標とされてきた。だが、その中で唯一の例外が「能力」であった

障害教員が主張した「異在労働」を起点に、社会構成員が相互に支援・協力し合って必
要かつ有用な価値を産み出していく「能力」のあり方=「能力の社会モデル」を構想。
差別の根拠としての「能力」を根本から問い直し、障害者を含むすべての「ふつうの人(私たち)」にとっての「異なる在り方」の社会を展望する。

【著者紹介】
栗川治 : 1959年生まれ。早稲田大学第一文学部哲学専攻卒業。立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了、博士:学術。1982年から2020年まで新潟県の県立高校に教員として勤務。20歳代後半に失明。全国視覚障害教師の会事務局長、「障碍」を持つ教師と共に・連絡協議会事務局長、日教組・障害のある教職員ネットワーク運営委員、内閣府障害者政策委員会専門委員、新潟県視覚障害者福祉協会副理事長、新潟市読書バリアフリー推進計画策定有識者会議委員など歴任。現在、同志社大学/日本学術振興会特別研究員(PD)、立命館大学生存学研究所客員研究員、東海大学文明研究所研究員、立教大学コミュニティ福祉学部兼任講師、新潟市障がい者施策審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tu-ta

    500頁近い大著、興味のあるところを斜め読みしただけですが、「軽減労働同一賃金」という主張が「異在労働同一賃金」という表現に代わっていました。「軽減労働同一賃金」という表現はとてもわかりやすく興味深かったのですが、表現の厳密さを求めるアカデミズムの中でこんな表現になるのかと感じました。ぼくには「軽減労働同一賃金」という表現がとてもわかりやすく刺激的だったので、アカデミズムでの指摘の中で、そこがわかりにくくなったのはどうなのだろうと思いました。

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