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団長とエース

栗山圭介

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582839432
ISBN 10 : 4582839436
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

1983年、中京高校(現・中京大附属中京)で怪物と呼ばれた投手・野中徹博と応援団長・東淳之介。マウンドとアルプススタンドを通して、ふたりの友情とプライドを描く青春小説。

【著者紹介】
栗山圭介 : 岐阜県関市生まれ。作家、エディター、クリエイティブディレクター。代表作『居酒屋ふじ』(講談社)は2017年にテレビドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪丸 風人

    旧タイプの応援団を描いた熱い作品、かと思ったらそれだけじゃなかった!主人公は野球名門校の応援団に引き入れられた高校生。向かうところ敵なしだった彼が、独特の世界の中でもまれながら男を磨いていくストーリーです。目が離せないんだけど、この鉄拳制裁とかどうなのよと感じながら読み進めていたら、中盤でまさかが起きた!さらに、終盤に思わぬ展開も!まさに「物語は二度始まる」といったところでしょうか。主人公の覚悟もいいのですが、もう一人の主役であるエースの生き様に共感する人が続出しそうです。(対象年齢は13歳半以上かな?)

  • joyjoy

    若い頃、甲子園で、エールの交換に感激した。敬意を示せるのは確かな自分があってこそ? 誰かを本気で応援しようとすると、その人に恥じない在り方を求めるようになるのかもしれないな。応援することで、自分も強くなる。 また、応援することは、祈りのひとつのかたちのようにも思う。誰かのために祈ることで、自分自身も力を得ること、ある。東の母親が「お父さんの応援団長」だったように、父親も東の応援団だったね。みんなが誰かの応援団であるし、みんな誰かに応援されている。応援するとは?と考えるうちに、生きるとは?と考えさせられる。

  • しかちょう

    #栗山圭介 #団長とエース #平凡社 #読了 1980年の高校野球 中京vs池田の試合 父がヤクザで不良の東は中京高校で応援団の団長に 野球部エースは怪物と呼ばれた野中投手 実話なのかな? 2人の友情の青春小説 おもしろすぎるんやけど 甲子園の舞台裏みたいな

  • みさと

    中京高校(現中京大中京高校)野球部が最強だった時代の昭和末期の物語。甲子園で優勝することを誓ったエース野中と、彼とチームにエールを送る応援団長東の青春。東は、中学時代まで野球少年だったが、中京高校に入学するとき、「怪物が来る」と知って野球を辞めてしまった。目的を見いだせないままクサクサした日々を送る彼が出会ったのが応援団だった。自分たちの応援が野球部員の力になることを信じて、団旗を掲げ、腕を振り、声をからす。野球部は前人未踏の甲子園百勝をあげ、優勝を目指して進む。その前に県内や全国の強豪校が立ちはだかる。

  • ハッピー

    【図書館】ダ・ヴィンチの新刊情報で気になった初読みの作家さん.1983年中京高校で怪物と呼ばれた投手野中徹博と応援団長の東淳之介.マウンドとアルプススタンドを通したふたりの友情を東目線で描く1冊.阪急を戦力外になった後,野球から数年離れたのに中日で復活したことにびっくりしました.

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