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Ai兵器と未来社会 キラーロボットの正体 朝日新書

栗原聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022950215
ISBN 10 : 4022950218
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
栗原聡 ,  

Content Description

「想定」は必ず覆される―。科学の歴史を遡り、AIの未来を予見する。AIを搭載した自律型致死兵器、通称“キラーロボット”の研究開発が世界中で進行している。人工知能は意志を持ち、人を殺すことができるのか?AI兵器戦争を制御することはできるのか?気鋭の人工知能学者が放つ、画期的な科学論。

目次 : 序章 人工知能の「今」/ 第1章 知能とは何か/ 第2章 意識とは何か/ 第3章 人のような知能を持つ機械はどうやって作るか?/ 第4章 人工知能は人を殺せるのか?/ 第5章 キラーロボット研究開発の現状/ 第6章 人間社会は人工知能とどう向き合うべきか

【著者紹介】
栗原聡 : 慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。NTT基礎研究所、大阪大学産業科学研究所、電気通信大学大学院情報理工学研究科などを経て、2018年から慶應義塾大学理工学部教授。博士(工学)。電気通信大学人工知能先端研究センター特任教授、大阪大学産業科学研究所招聘教授、人工知能学会倫理委員会アドバイザーなどを兼任。人工知能学会理事・編集長などを歴任。人工知能、ネットワーク科学等の研究に従事。著書・翻訳など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ニョンブーチョッパー

    ★★★★☆ 前半はAIに関連した前提知識の解説。タイトルの通り、もう少しAI兵器の内容を読みたかったし、倫理面だけではなく、どう対処していくのかという点も読みたかったのでやや残念。「創発」の例として挙げられている蟻の行動(個々が持つルールに従っているだけで、個が意識していない全体としての目的が達成できてしまう)は生命がうまく創られているという意味で非常に面白い。「スモールワールド実験」も「世界中の人と6人でつながっている」というポイントだけは知っていたけれど、実験内容とその結果を知るととても興味深い。↓

  • スプリント

    戦争に関わった兵士はその後精神を病むケースが多いそうですが、AI兵器が主流になったとき、AI技術者は精神を病むことはあるのでしょうか。

  • oooともろー

    AIの基本を解説してから殺人兵器としての現在地と今後のあり方を展望。プログラミング力より人間力を高めること。共感力。点と点を繋げる力。AIに限らない。当たり前が難しい。

  • ざっきー

    【図書館】人工知能の「今」からはじまり、知能、意識、AIと意識などの基本的な話から入り、タイトルの要項であるキラーロボットの話へ。個人的な調べものに一番参考になりそうなのが、この本でした。今回は図書館だけど、手元に置いておいてもいいなぁと考え中です。

  • こうず

    現代(初版2019年)時点におけるAIの発展と仕組みを概観し、今後あるべきAIの姿を大まかに示す。AIは与えられた命令を効率的にこなすのは得意であり、今後はさらに融通が利く形での発達も予想されるがゆえに、戦争に投入された際の被害も甚大なものとなると思われ、それを防ぐために「引き金は人間が引く」一線を維持し続けることが必要と説く。仕事を委託することは良心を委託こととイコールであってはならないし、そこには同意だが、最終節で「日本的感性がAIの発展に寄与するだろう」という陳腐な結論に陥ってしまったのは残念だった

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