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書棚と平台 出版流通というメディア

柴野京子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784335551284
ISBN 10 : 4335551282
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アマゾンは購書空間をどのように変えたか。メディアとしての出版流通が、読者に拓く可能性とはなにか。出版危機言説を疑い、変容する「本の世界」の現在を、流通の視点から解明する。〈受賞情報〉日本出版学会賞奨励賞(第31回)

【著者紹介】
柴野京子著 : 1962年東京都渋谷区に生まれる。早稲田大学第一文学部哲学科社会学専修卒業。東京出版販売株式会社(現株式会社トーハン)勤務を経て、2007年、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了(社会情報学)。同博士課程に進学。相模女子大学非常勤講師、駒澤大学マス・コミュニケーション研究所指導員。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ステビア

    歴史の中の書店と取次。書籍と雑誌の二重性。

  • moonanddai

    出版社から取次を経て書店までという出版業界の流れを、個人の書棚形成にまで延長して、考えようとしたものです。個人の書棚にはそれぞれの思い入れというものがあり、そこに並べるということは、それなりの覚悟みたいなものがあるということ、何となく納得しました。そんな価値観を再編成する場所に、出版業界はいかに働きかけられるか、ですね。/時に、「本屋」の「棚」は書籍のためにあって、「平台」は雑誌や「赤本」「特価本」にお為に用意されたものらしい。とすると、今、平台に並べられるベストセラーは、カテゴリーとしては、「赤本」…?

  • やまやま

    日本の近代出版流通は雑誌と教科書で最初のフレームワークを作り、大正から昭和初期にかけて産業として確立したことを丁寧に論じる。関東大震災で壊滅的な打撃を受けるが、復興こそが隆盛への途である。物流の重要性もよくわかる。第二次大戦に向かって国策配給会社日配が作られたが、適正円滑なる配給という一応の理念はあったものの、資源の限りから上位下達式の限定配給に変質せざるを得なかったのも出版に限らず戦時大衆向け産業の同一の軌跡であろう。取次の有用な機能として金融決済機能があるが、この点についても丁寧に説明されている。

  • 維緒

    卒論資料として。自分が考えている卒論の参考にはならなかったかな。読者側としての「出版危機」「活字離れ」が気になるところ。

  • どんどこしょー

    理想の書店について考えるにあたって再読。「自分にとっての価値を探すのは個人であるが、提示されないところから選択は生まれない。」私はイチ書店員として、何を提示できるだろう。読書量の少なさがネックになっている。当たり前のことができていない。落ち込むばかり。

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