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中国経済はなぜ崩壊しないのか 不動産市場と財政金融システム Kinzaiバリュー叢書

柴田聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784322144826
ISBN 10 : 4322144829
Format
Books
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国経済は深刻な不動産市場の低迷に苦悩しながらも、なぜ経済の大混乱に陥ることなく、比較的安定した経済運営を維持できているのだろうか−−。中国の経済政策決定の内情、日中の金融行政に精通した著者ならではのディープサイトで、極めて独特な中国経済のメカニズムを解明。エビデンスに基づきバイアスなく中国経済をみることで、問題の所在とその構造を明らかにする。

【著者紹介】
柴田聡 : 金融庁研究参事(中国金融)、(株)地域経済活性化支援機構常務取締役、広島大学客員教授。1969年岩手県葛巻町生まれ。1992年東京大学経済学部卒、大蔵省(現財務省)入省。1996年米スタンフォード大学修士(国際開発政策)。金融庁監督局課長補佐、財務省主計局主査などを経て、2008〜2012年在中国日本国大使館経済部参事官として北京に4年間駐在。その後、内閣官房参事官、金融庁監督局銀行第二課長などを経て、2017年から金融庁総合政策局参事官(国際担当)として日中金融協力の実務責任者を務める。2022年6月から現職

塩島晋 : (株)野村資本市場研究所副主任研究員。2008年6月上海復旦大学語言文化学科卒業。2008年10月野村證券(株)入社、決済部、リサーチ・サポート部を経て、2018年4月(株)野村資本市場研究所研究部。2021年4月金融庁総合政策局総務課国際室に出向し、中国金融専門調査員を務める。2024年4月から現職。1985年大阪府生まれ。父親の仕事の関係で幼少期から大学まで18年間、中国での生活。中国の現地情報を駆使した中国資本市場分析が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 榊原 香織

    ん〜、案外崩壊しないかもしれないな

  • のっち

    中国の不動産危機に関して、中国の政策、金融システムを交えて解説している。筆者も書いているが、中国という特殊な国の政策、金融体制、金融政策に基づいている。資本主義国の中であれば破綻しているだろう中国経済が生きながらえている理由がわかるだろう。 この本を読んで、延命政策や2・3重バックアップ体制が整えられており、今後も緩く続いていくと感じた。 驚いたのは中国の銀行の利鞘が大きいことでした。 一方で、発行する債権の引き受けを誰が今後も行い続けるかは気になりました。中国の富裕層が引き受けるのでしょうか。

  • te

    不動産会社や地方政府の不良債権は国有銀行や中央政府が引き受けることで、相対的に脆弱な不動産会社や地方政府を支援。その間に不動産市況の回復を図る政策を進めて、緩やかな不良債権回収による軟着陸を図っていく。 中央政府の財務体力、外貨準備金の余力がどれだけあるのか?そこまで必要にはならずにすむのか?といった点がポイントになりそうだと思った。

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