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中国共産党の経済政策 講談社現代新書

柴田聡

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062881845
ISBN 10 : 4062881845
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国の政策決定過程を深く知る財務官僚が習近平政権の経済を徹底分析。関係が緊張するなか、日本は最大の貿易相手国とどのように付き合っていくべきか。そのヒントを示す。

目次 : 第1部 国家指導者人事(習近平と中国共産党/ 李克強と中国政府人事)/ 第2部 経済政策(四兆元の内需拡大策/ 習近平時代の経済政策―量から質へ/ 習近平時代の人民元)/ 第3部 米中逆転と日本(米中逆転―中国経済の成長は続く/ 日中経済の今後)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 活字の旅遊人

    今やこの内容を超えている。

  • Nosuke.M

    前半で中国共産党の組織・システムについて詳細に説明されており,階級闘争の熾烈さについて良く学べる。後半は中国経済の成長潜在力について説明が続くが、本作が上梓された2012年から現在まで中国は世界一のGDPは未達。著者は中国の一党独裁による政策決定実行までのスピード感を強みとして挙げているが、そこには国有企業と共産党との癒着は避けられ無いだろうし、革新的な技術革新が生まれる土壌は醸成されないだろう。瞬間風速的には抜かせても,自由な市場で切磋琢磨が繰り返される米国には最終的には敵わないだろうと感じた。

  • kyomi

    中国の政経一体システムを習近平体制初期の人事と経済の観点からわかりやすく説明。政治リスクはあるものの、市場としての魅力は大きく、日中間の相互依存関係もより深めていく方向なのだろう。3

  • むとうさん

    習近平時代に突入することを踏まえて、中国はこれからどこへ向かうのか。タイトルがミソで、「中国共産党の」経済政策なのだ。決して「中華人民共和国(中国)の」経済政策ではないということ。共産党内のポスト争いや人脈といった概念をきちんと理解しないといけなくて、その辺をしっかりと最初に書いているのはありがたい。基本的に今後の中国についてはやや楽観的かなという印象。ソ連(社会主義)の二の舞にならなければいいけれど。全体として新発見の詰まった本というわけではないが、問題点の整理などですっきりした良書だろう。

  • Keisuke Hosoi

    最近の中国の経済政策の動向が、財政/金融/人民元政策等に分けて分かりやすく解説されているように思いますが、財務省出身者だけにミクロ的な経済政策というか産業育成政策(picking-winner的なそれ)みたいなものについて評価が低い・言及が軽すぎるような気がします。あと中国に入れ込んだ著者だけに、中国経済への見通しの楽観的な感じはセカンドオピニオンと現地での肌感覚との比較対照を要すると思いました。

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