Product Details
ISBN 10 : 4334044433
Content Description
人の安心を守るために生まれた生命保険が、逆に安心を奪っている?銀行で販売が拡大する「外貨建て保険」。為替変動など重要リスクの説明はおざなりで、高齢者からの苦情は急増。当事者意識の薄い銀行に、強く言えない生保。「共犯関係」がトラブルを助長する。ハワイ旅行に五輪チケット、乗り合い代理店にはなくならない過剰報酬。甘い言葉で中小企業経営者を狙いうちする「節税保険」。衝撃的なかんぽ生命の「不正販売」は氷山の一角にすぎない。無理な営業や商品開発の背景には何があるのか。自浄作用は期待できるのか。当局はどう対応するのか…。朝日新聞経済部の若手記者が暴く、生命保険業界の「不都合な真実」。
目次 : 第1章 空虚な最高益/ 第2章 安心を奪う「外貨建て保険」/ 第3章 生保と銀行の「共犯関係」/ 第4章 「営職」vs.「乗り合い」/ 第5章 「節税保険」の罠/ 第6章 かんぽ生命は、闇だらけ
【著者紹介】
柴田秀並 : 1987年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。2011年、朝日新聞入社。広島総局や西部報道センター(福岡)経済グループなどを経て、’18年から東京経済部に所属。保険や銀行担当を経て現在は金融庁を担当し、かんぽ生命の不適切販売問題も取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/04/09 (金)
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