Product Details
ISBN 10 : 4006021690
Content Description
「やがて私の時代が来る」と自己の前衛性を確信していたグスタフ・マーラー。彼の交響曲は自由で柔軟、感傷的で情感的、また急激な大爆発を起こすなど、近代人の知性と矛盾をさらけ出している。著者はマーラーの作品の背後に非西欧世界にも及ぶ広大な音楽文化圏の存在を見いだし、現代音楽への道を切り開いていった彼の歩みを跡づける。岩波新書版を増補。
目次 : 第1部 グスタフ・マーラー―現代音楽への道(われわれとマーラー/ ボヘミアからヴィーンへ/ 新しい世界への出発/ 成就と崩壊の始まり/ 背後の世界の作品/ 開かれた終末)/ 第2部 マーラー小論(交響曲第一番二長調“巨人”/ 交響曲第五番嬰ハ短調/ マーラー・ブームが意味するもの―クラシックの現在)
【著者紹介】
柴田南雄 : 1916‐96年。作曲家・音楽学者。東京生まれ。1939年東京大学理学部卒業。43年同文学部卒業。東京芸術大学、放送大学などで教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2012/11/04 (日)
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のっち♬
読了日:2023/07/23
syaori
読了日:2021/11/10
テイネハイランド
読了日:2017/04/06
montetsutsu
読了日:2020/04/04
ZT
読了日:2017/02/22
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