Product Details
ISBN 10 : 4863455372
Content Description
国から請われてお札の顔を長く務める福澤諭吉。しかし生きているときの彼は、あくまで在野。“縁の下の力持ち”に徹し、近代日本の形成に尽くした人でした。その仕事と姿勢、そして“人物そのもの”の核心を、幕末明治の舞台裏が体感できる豊富なエピソードとともにお伝えします。
目次 : 第1章 若き福澤と世界との出会い(ロンドンで発見された福澤の写真/ 福澤の人間性/ 江戸時代の名乗りと通称 ほか)/ 第2章 民間人 福澤の真面目(福澤家の『日々の教え』/ 真面目―漱石にとっての真面目/ 木村芥舟から受けた恩 ほか)/ 第3章 平凡なる巨人 福澤諭吉(『学問のすゝめ』/ 文明人になるためには、怨望を持ってはいけない/ 明治政府―西洋暦を採用する ほか)/ 「撮らえたり 福澤諭吉の心底」―新発見ロンドンウィルソンセンター所蔵の肖影写真に接して
【著者紹介】
柴田利雄 : 1947年東京都町田市生まれ。1966年早稲田高等学校卒業。1970年慶應義塾大学文学部を卒業後、同大学院に進み特に日本文化史を探求。大学院修了後、慶應義塾高等学校の日本史教諭として勤務。以後慶應義塾評議員を経て、2013年3月同校定年退職。同年4月より帝京八王子中学高等学校の校長に就任。2017年3月同校退職。現在、慶應義塾名誉教諭。全日本高等学校ギターマンドリン音楽振興会理事。福澤諭吉協会会員。日英協会会員。藝能学会会員。NHK文化センター講師。冲永文化振興財団評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
