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ISBN 10 : 4582857159
Content Description
戦後、京都大学人文科学研究所に集った若き俊英たち。桑原武夫を筆頭に、今西錦司、貝塚茂樹、上山春平、梅棹忠夫、梅原猛、鶴見俊輔といった面々は、戦前の「京都学派」に対して「新京都学派」と呼ばれ、学際的な共同研究や大衆社会のフィールドワークなど、新たな学問研究のスタイルを築き上げた。彼らの人間像に触れながら、それぞれの仕事の歴史的意義、多彩に広がる人脈を描く。
目次 : 序章 「夢から出たマコト」―日文研創設をめぐって/ 第1章 新京都学派を担った知の巨人―桑原武夫と京大人文研/ 第2章 民衆の中に入っていく姿勢―鶴見俊輔、梅棹忠夫、司馬遼太郎/ 第3章 特攻から生還した哲学者・上山春平の戦後/ 第4章 記紀神話を脱構築した梅原日本学と“怨霊史観”/ 第5章 ダーウィンに挑戦した文化人類学者・今西錦司/ おわりに―「文明災」と「幸福に生きる権利」
【著者紹介】
柴山哲也 : 1970年に同志社大学大学院新聞学科を中退し朝日新聞社入社。大阪本社、東京本社学芸部、『朝日ジャーナル』編集部、戦後50年企画本部などに所属。退社後、ハワイ大学客員研究員、米国立シンクタンクのイースト・ウエスト・センター(EWC)客員フェロー、京都大学経済学部・大学院経済研究科講師(非常勤)、京都女子大学教授など。現在は立命館大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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