Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• 藤月はな（灯れ松明の火）

  読了日：2025/09/22

  余りに大喰らいの為に困窮して怒った母親から「悪魔を捕まえておいで」と言われてしまったフアン。言いつけを守ろうとして旅に出るも一筋縄では行かず・・・。コヨーテにしていた事が、コヨーテに出会う前の大鷲とのやりとりの立場を逆転させたものである事、三人目の行者の描き方に呆気に取られました。そして実際に息子が悪魔を捕まえてきて慄く両親の姿にクスリ。コントみたいなズッコケ方しとる！最後は縁の下の力持ちでもあったコヨーテも御馳走にありついているのにホッとします。

• Cinejazz

  読了日：2023/01/05

  むかし､大喰らいの<ファン>という若者がいた｡ ｢ファンよ､出かけて行って､悪魔でも捕まえておいで! 大喰いのお前より､悪魔の方がよっぽどましだよ!｣とやけを起こした母親｡そんな訳で､火を噴く洞穴に棲むという悪魔狩りに挑むことにファン｡ ずる賢い大鷲(牛を喰う)､ファンに食べられたくない気の弱いコヨ−テ(道案内役)､荒野の修行者たち(10年､20年､30年のランクあり)の手助けを得て､悪魔と対面｢ぼくは､腹ペコなんだ｡お前を食べるゾ!｣ ｢やめてくれ! 何でも言うことを聞くから｣･･ﾒｷｼｺの民話です｡

• 絵本専門士　おはなし会　芽ぶっく　

  読了日：2020/05/25

  『ファンが悪魔をつかまえたーメキシコの民話』　こどものとも年中向き｜1992年11月号　やなぎや けいこ 再話/今井 俊 絵の絵本化。　<こどものとも世界昔ばなしの旅　２９>　桃太郎の鬼退治に似通っている感じでしたが、展開が進まずちょっとイラッとしてしまいました。大食いのファンよりも悪魔の方がマシというお母さんや、その通りに捕まえにいくファンもどうかと思いましたが、昔話ですからねぇ。

• あじさい

  読了日：2012/06/01

  大食いのファンに向かって、やけをおこしたお母さんが悪魔を捕まえてこい…まずこれ自体意味がわからない。 そして、ファンが悪魔を捕まえてきた時には「まあ、おまえいったいこれはなんだい？」もう訳がわからない（笑）

• ココユキ

  読了日：2011/02/07

  この民話が意味するところはさっぱり分からなかったけれど、ファンの大食いっぷりや悪魔のマヌケっぷり、コヨーテのかわいさ（？）になんともいえない可笑しさが。挿絵の朴訥さも良く合っています。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します