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ISBN 10 : 4860293894
Content Description
時代を診る目vs時代を読む目。複雑に問題の入り組んだ現代。心を安定させる知恵がここにある。世代も性別も違うジャーナリストと精神科医による、異色の対談。
目次 : 第1章 現代の生きづらさの根底にあるもの(失われている生き物としての原点/ 生きる意味を問うから生きづらくなる/ 答えを急ぎすぎている現代人/ 人の生き方は効率ではとらえられない/ 大事なのは人と比較しないこと/ 与えられたところからは幸福感は生まれない)/ 第2章 「生と死」にまつわる問題点(生きづらい時代は死にづらい時代/ 命とはなんなのか/ 心の問題が置き去りにされている/ 科学主義の弊害/ 人間の生と死には人称性がある/ 「二・五人称」の視点の重要性/ 学ぶべきは臨床の知)/ 第3章 東日本大震災から学ぶべきこと(「想定外」はまやかし/ 問われるのは想像力/ 復興とは元に戻すことではんし/ 悲しみに向き合う時間も必要/ 忘れられていく教訓/ 脱却できない効率主義/ 自殺者三万人超が意味するもの/ 大切なのは命を見る目/ 普通の生活がいちばん大事)/ 第4章 大震災を経て、今もう一度生きなおすためのヒント(「生きる意味」にこだわりすぎない/ 人生の途中で自分の人生に評価を下さない/ 心を開いて流動的に生きる/ 自分を見つめるもう一人の自分を育てる/ 感性の涸れた心を耕す/ 頭で考えるよりも行動する/ 今をしっかりと生きる)
【著者紹介】
柳田邦男 : 1936年、栃木県生まれ。ノンフィクション作家。NHK記者を経て1972年『マッハの恐怖』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。1995年『犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日』と、ノンフィクション・ジャンルの確立への貢献で、第43回菊池寛賞受賞
香山リカ : 1960年、北海道生まれ。精神科医。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。豊富な臨床経験を活かして各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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定年(還暦)の雨巫女。
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