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ゴキブリ研究はじめました

柳澤静磨

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781620954
ISBN 10 : 4781620957
Format
Books
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

飼育にゾクゾク解剖にクタクタ…それでも“G”と生きる理由は?克服と、トキメキと、新種発見にいたる道のり。視点を変えると見えてくる、ゴキブリたちのステキな姿。

目次 : 1 ゴキブリはなぜ嫌われるのか/ 2 ゴキブリを知る/ 3 ゴキブリ嫌い、ゴキブリの道へ/ 4 ゴキブリ飼育はトライ・アンド・エラー/ 5 いざ、ゴキブリ展/ 6 ゴキブリ研究はじめました/ 7 ゴキブリは、嫌われてるからおもしろい/ 番外編 第4のルリゴキブリ/ 付録 まだまだいるぞ!世界のゴキブリ

【著者紹介】
柳澤静磨 : 1995年生まれ、東京都出身。幼いころから生き物が好きで、専門学校卒業後は静岡県の昆虫館・磐田市竜洋昆虫自然観察公園に入職。ゴキブリの魅力に気づいた後は同園で『ゴキブリ展』を企画・運営し、「GKB総選挙」などのユニークな催しで注目を集める。2020年、所属する研究チームとともに、35年ぶりとなる日本産ゴキブリの新種・ウスオビルリゴキブリ、アカボシルリゴキブリの2種を発表。その後、ベニエリルリゴキブリ、イツツボシルリゴキブリ、アカズミゴキブリについても記載を行うなど、ゴキブリ研究を続けている。企画展示、講演会、SNSやブログを通じ、ゴキブリの魅力、生物保全の重要性について発信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Bugsy Malone

    G嫌いだった著者がGに興味を持ち始め35年振りの新種の発見から論文発表、新種記載まで漕ぎ着けた奮闘記。嫌われ者のGの生態や魅力を少しでも多くの人に知ってもらいたいという気持ちから、嫌いな人でも手に取れるよう写真は一切掲載せず可愛らしいイラストと分かりやすい文章で構成されています。コラムではGの匂いや食感などにも触れ、G愛の強さに微笑ましささえ感じてしまいます。私も含め嫌いだからこそ気になって仕方が無い、そんな人こそ「ん?そうなの」とハマってしまいそう。著者の研究は始まったばかり、今後の成果にも期待します!

  • がらくたどん

    老舗ホテルのG騒動を描いたコメディーとともに。虫好きだがG嫌いだった昆虫自然観察公園職員氏が仕事でGの飼育を担当し、いつしかGの魅力に目覚めて新種記載論文を仕上げるまでの記録エッセイ。「実はカマキリの親戚」ってところから始まり、そもそもなぜGが嫌いなのかの自問自答に付き合い、テントウムシみたいなGだのダンゴムシみたいなGだのキラキラ虹色Gだのを見せられているうちに、単純な私は強固なはずの「G嫌い」の岩盤にうっすら亀裂が・・。多分にG紹介がイラストのせいではありますが。家屋に入らず庭で暮らしてくれたらな〜。

  • keroppi

    ゴキブリが苦手な私だが、図書館の新刊コーナーで見つけて借りてしまった。我が家にもゴキブリは出没するし、ゴキブリホイホイも置いている。嫌われ者こそ興味が湧くということかな。ゴキブリ嫌いの著者が、ゴキブリが大好きになってしまったというが、私はまだまだ好きにはなれそうにない。こんなにゴキブリの種類がいるのも初めて知った。

  • TATA

    G研究の面白さを語る一冊。黒く光って飛ぶGなタイトルに惹かれて読んだのだけど、G好きというより昆虫好きな方なんだよね。結構マジメな内容で、その分「バッタを倒しにアフリカへ」のような突き抜け感はないかなあ。ただGを食べて体調を崩したのはちょっとやりすぎ。あと、写真がないのが残念かと思っていたのですが、Gの写真は載っけちゃダメだよね、やっぱり。

  • よこたん

    “中央アメリカや南アメリカなどに生息するミドリバナナゴキブリ(グリーンバナナローチ)は、名前の通り、緑のバナナのような美しい色をしています。翅はガラスのように透き通っていて、触覚はオレンジ色です。” 出会いが違っていたら、まあ〜きれいな昆虫、となっていたのだろうか。黒くてツヤツヤ、予測不能な動き(たまに飛ばれる)、夜中の台所でサカサカッ、のイメージしかなかった私には興味津々な本だった。野外にいるのと、家にいるの(別に飼ってはいない)とでは、こっちの気持ちが違うよ。食べたらアレルギーの体験には震えあがった。

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