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2000年の桜庭和志 文春文庫

柳澤健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167921026
ISBN 10 : 4167921022
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目立たない中堅プロレスラーに過ぎなかった男が、時代の要請に応えるように総合格闘技の世界へ。UFCのレジェンド、ホイス・グレイシーを107分の死闘の末に下し、総合格闘技界の主役となった。桜庭の格闘史を振り返りながら、グレイシー柔術とは、プロレスとは、総合格闘技とは何かに迫った渾身の一冊。

目次 : ホール・オブ・フェイム/ レスリング/ 最強の格闘技/ UFC2/ ヒクソン・グレイシー/ 道場破り/ リアルファイト/ PRIDE.1/ キングダム/ UFC JAPAN/ 新たなる舞台/ PRIDE.4/ DSE/ 悪役登場/ 柔術と異種格闘技戦/ グレイシー柔術/ ホイラー・グレイシー/ 対立する価値観/ 107分の死闘/ ヘンゾ・グレイシーPRIDEからの離脱/ HERO’S/ DREAM/ クインテット

【著者紹介】
柳沢健 : 1960年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、メーカー勤務を経て、文藝春秋に入社。編集者として「Number」などに在籍し、2003年に退社、フリーライターとなる。07年に処女作『1976年のアントニオ猪木』(文藝春秋)を発表。10年「日本レスリングの物語」でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 森オサム

    PRIDE大好きだった。会社の先輩がPVをVHSに録画して貸してくれてました。20年以上前の話でアナログな時代、良い時代でした。今作を読んでショックだったのは、PRIDEにも結末の決まった試合が有った事…。まあリングスもガチだと思って観てましたんで、見る目は全然無い(笑)。何なら鶴田VS天龍や長州VS藤波もワンチャンマジかも…って見えましたからねぇ。と言う訳で、40年前から20年前までプロレス、格闘技ファンだった自分が、PRIDEの崩壊と同時期に興味を無くした事を思い出した。そうか、サッカー見始めた頃か。

  • ジュンジュン

    2000年の桜庭・ホイス戦を単なる「プライド史上最高の試合」という点ではなく、アントニオ猪木が提唱した「プロレスこそ最強の格闘技」という幻想が遂に具現化したターニングポイントとして捉える。そういう意味では、流れとして「1976年の猪木」と「1984年のUWF」は読んでおきたい。ついでに、前史として「1964年の馬場」と現在へと続く「2011年の棚橋と中邑」も。あっ、結局全部か(笑)。さて、本書。2000年に交差するグレイシー一族の歴史と桜庭の人生を丹念に跡付ける。当時の舞台裏はこんなだったのか。

  • 緋莢

    「僕が本当に受け継いでもらいたのは、技術よりも心です。プロとしての誇りです。お客さんに伝わる試合をすること――これからの未来を創るファイターへ僕からのメッセージです」2017年、総合格闘技団体UFCの殿堂入り、代表のデイナ・ホワイト(2023にCEO)が「どんな相手だろうが、いつも桜庭はみんなをワクワクさせてくれる世界一のファイターだ。」と口にする。そんな桜庭和志のプロ入り前から 2018年、グラップリングのワンデートーナメント「QUINTET」開催までを書いた本(続く

  • マッちゃま

    あの頃(2000年)僕らは総合格闘技イベントに夢中でした。子供の頃にプロレスから入った僕ら。時代は総合格闘技の人気が出てきて、気付けば仲間と集まってテレビの前に座り鍋とアルコール片手に試合が決する度に一喜一憂してました。2000年、あの時代に総合格闘技にハマっていた人なら無茶苦茶に楽しめる(懐かしめる)内容。オレンジ色のTシャツ着てサクの応援していたなぁ〜テレビ中継も無くなりスッカリ離れちゃった今、あの頃も楽しかったねと思い出させてくれます。本書の文庫化ずっと待ってました。当時を楽しんだ方にオススメです♪

  • Masaru Yamada

    アントニオ猪木が提唱した『プロレスこそ最強の格闘技である』を体現しようとしたのが初代タイガーマスクである佐山聡。佐山聡が潰れかけた第一次UWFで実現したが様々な思惑が交差し失敗、シューティング(現・修斗)を設立しプロレスから離れた。その初代タイガーマスクに憧れてUWFインターナショナルに入門し、日本人唯一のUFC殿堂入りした桜庭和志のスターダムに駆け上がっていくノンフィクション。あの頃のPRIDEは熱かった!新日本プロレス→UWF→PRIDEとプロレスファンを取り込み空前の総合格闘技ブームだったと懐古する

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