新中国を拓いた記者たち 下

中国共産党の創立前後に、新聞事業を通して新しい思想を広めた人々を紹介。陳独秀を始め、マルクス主義を中国に初めて紹介した李大〓（しょう）、女性運動の先駆者向警予など２７人の新中国に貢献した記者たちの生涯や業績などを掲載している。

目次 : 報道界の大番頭―胡喬木（一九一二‐一九九二）/ 革命の風雲に焦点を合わせる―沙飛（一九一二‐一九五〇）/ “大家が書く小作品”―〓（とう）拓（一九一二‐一九六六）/ 誠意あふれる新華報人―石西民（一九一二‐一九八七）/ 経済報道の先駆者―徐盈（一九一二‐一九九六）/ 人民放送の開拓者―梅益（一九一三‐二〇〇三）/ 時事評論家から外交家へ―喬冠華（一九一三‐一九八三）/ 澄んだ真心の女性記者―彭子岡（一九一四‐一九八八）/ 忠誠の戦士　精彩を放つ論評―熊復（一九一五‐一九九五）/ 延河に翻る新華の旗―繆海稜（一九一五‐一九九六）〔ほか〕

【著者紹介】
柳斌傑 : １９４８年生まれ。中国社会科学院研究生院哲学系卒。清華大学新聞与伝播学院院長、中華人民共和国国家新聞出版広電総局新聞出版総署署長、国家版権局局長、中国共産党第１７回中央委員会委員

李東東 : １９５１年生まれ。中国社会科学院大学院新聞系卒、中国作家協会会員。中国新聞文化促進会第６回理事会理事長、全国政治協商会議委員

河村知子 : １９６２年生まれ。国際基督教大学卒。香港中文大学留学、通訳案内士（中国語）。仕事の傍ら、中国語の学習を続け、２００８年に日本僑報社が開設した翻訳学院に第１期から参加、著名な翻訳家武吉次朗教授の指導を受ける。邦訳に『新中国を拓いた記者たち　上巻』（日本僑報社）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）