Product Details
ISBN 10 : 448009332X
Content Description
柳が生涯を通して集め続けた美しいものたち。李朝の白磁、丹波の古陶、沖縄の染織品、民窯の生活雑器、絵馬をはじめとする民間の絵画、イギリスのスリップウェア、名もなき人たちの手紙…。あらゆるジャンル・時代、地域に及ぶその蒐集には、しかし、ある共通の美しさが宿っている。柳はその共通する美しさを「美の標準」と呼び、その美の来たる所以を、「阿弥陀仏」の「本願」に求めた。彼の思索に影響を与え続け、「民藝」という思想を形作った旧蔵の逸品をピックアップし、それに関する論考を収録。
目次 : 中世紀の藝術(ゴシックの藝術)/ 雑器の美/ スリップ・ウェアの渡来/ 苗代川の黒物/ 李朝の壷/ 絵唐津の公案/ 狭間の公案/ 丹波の古壷に寄す/ 多々良の雑器/ 丹波布の美〔ほか〕
【著者紹介】
柳宗悦 : 1889‐1961年。学習院高等科在学中に雑誌「白樺」創刊に参加。主に美術の分野を担当した。東京帝国大学哲学科を卒業後は宗教哲学者として活躍。その後、「民藝」という新しい美の概念を打ちたてた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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1.3manen
読了日:2015/06/06
ロビン
読了日:2019/09/28
Yuko
読了日:2017/06/22
緑虫
読了日:2019/05/25
おーちくん
読了日:2018/05/21
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