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ISBN 10 : 4065293405
Content Description
時は幕末。かかれば3日で死んでしまう「三日コロリ」と呼ばれた恐ろしい病が、長崎から江戸へと広まり、大勢の命を奪いました。「江戸の台所」と呼ばれた銚子の町にコレラが入りこめば、江戸の復興どころではなくなります。世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。今から150年以上も前の日本をおそったパンデミックの中、現代と変わらぬ「ソーシャル・ディスタンス」や「手指の消毒」を人々に伝え、銚子の町を守り抜いた医師がいました。知られざる幕末の偉人の一生を、物語のかたちで、わかりやすく伝えます。
目次 : 第1章 佐倉順天堂(運びこまれた元力士/ これこそが、西洋医学なのだ…)/ 第2章 種痘を広める(西洋医学を志す若者が目指す場所/ 農家に生まれ、学問に目覚めて ほか)/ 第3章 銚子での開院(乳がんの手術を決意した母親/ 銚子の町を治めていた男 ほか)/ 第4章 コレラから銚子の町を守れ(救えなかった目の前の命/ 迷信が原因で発生した食中毒 ほか)/ 第5章 戊辰戦争―戦火の中の出張病院(ポンペ医師の教え/ 腸チフスの感染拡大を抑える)
【著者紹介】
柳原三佳 : 1963年、京都市生まれ。ノンフィクション作家。主な著書に、『自動車保険の落とし穴』(朝日新書)、『家族のもとへ、あなたを帰す 東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明』(WAVE出版)、『開成をつくった男、佐野鼎』(講談社)などがある。また、児童向けノンフィクションに、『柴犬マイちゃんへの手紙』、『泥だらけのカルテ』(ともに講談社)がある。なお、『示談交渉人裏ファイル』(共著、角川文庫)はTBS系でドラマシリーズ化、『巻子の言霊 愛と命を紡いだ、ある夫婦の物語』(講談社)はNHKでドラマ化された。ウェブ記事「交通事故で息子が寝たきりに―介護を続ける親の苦悩と、『親なき後』への不安」で「PEPジャーナリズム大賞」2022特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まる子
読了日:2022/12/08
わむう
読了日:2023/10/31
ぽけっとももんが
読了日:2023/03/05
かわかみ
読了日:2023/09/13
たつや
読了日:2023/12/06
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