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興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史

柳下毅一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791760978
ISBN 10 : 4791760972
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2003
Japan

Content Description

大魔術、セックス、フリークス、偽ドキュメンタリー、人種映画、大仕掛け宣伝…。リュミエールからヒッチコック、オーソン・ウェルズまで、企画・撮影・出演・宣伝・上映を一手に握った興行師たちの映画史。

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Book Meter Reviews

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  • 子音はC 母音はA

    非常に痛快だった。観るのを憚られるような異形な映画たちが人々の欲望を満たし観客を搾取してきた様子をこれみよがしに面白く書いてある。嘘をつこうが異物を見せようが銭を取るための必然でそれが映画の原初の姿。魔術もセックスも政治も奇形も人種差別もどれも搾取の手段だった。

  • コリエル

    エクスプロイテーションとは何か? それは則ち、観客をエクスプロイト(搾取)する目的の映画に他ならない。映画秘宝の重鎮・柳下毅一郎が確かな筆致でエクスプロイテーション映画の歴史を語る。それは、見世物小屋から始まるショーの歴史でもある。大衆が見たくとも見に行けない、見ることを許されないものたちを撮影し、時に大胆で下世話な手法によって売り込んで行く映画興行師たちはそのまま映画の歴史である。映画の本質は見世物であり、観客への搾取にあるということを喝破しその足跡を辿ってみせる本書は映画史の一級資料となっている。

  • 辰城

    人々が、顔をしかめ、目をそむけ、忌避し、しかし興味を惹かれる見世物小屋的な欲求に焦点を当て語られる映画史は正しく人の欲求を察知し、それを提供する興行師たちの伝記集であり、伝奇集でもある…とか。とりあえず「食人族」が見たい。

  • kukeiha

    この本でエクスプロイテーションという言葉を覚えた。個人的には渡辺文樹の章が圧巻で、このネタだけで一冊欲しいぐらい

  • bobbyblues

    学ぶ本であるので、あまり興味の無いパートでは、退屈を覚えてしまう面があるのは致し方ない。 一方、我々の映画的嗜好を変えてしまう可能性を孕むほど、面白い本でもある もしも本書を、登場する興行師たちみたいに、ヤマっ気たっぷりに宣伝する方法が有ったなら…メタっぽくてもっと楽しい事になったのに! 勿論それを思いつけない僕にも、商才は無いようだ。

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