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横浜駅sf カドカワbooks

柞刈湯葉

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040721576
ISBN 10 : 4040721578
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan

Content Description

改築工事を繰り返す“横浜駅”が、ついに自己増殖を開始。それから数百年―JR北日本・JR福岡2社が独自技術で防衛戦を続けるものの、日本は本州の99%が横浜駅化した。脳に埋め込まれたSuikaで人間が管理されるエキナカ社会。その外側で暮らす非Suika住民のヒロトは、駅への反逆で追放された男から『18きっぷ』と、ある使命を託された。はたして、横浜駅には何があるのか。人類の未来を懸けた、横浜駅構内5日間400キロの旅がはじまる―。

【著者紹介】
柞刈湯葉 : 福島県生まれの生物学研究者。平日に仕事をして土日に小説を書く生活をしていたが、2016年に『横浜駅SF』で第1回カクヨムWeb小説コンテストSF部門大賞を受賞し兼業作家となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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横浜駅は大正4年に誕生して以来、100年以上...

投稿日:2021/04/14 (水)

横浜駅は大正4年に誕生して以来、100年以上に一度たりとも工事が終わったことがない。横浜駅は永遠に完成しない日本のサグラダ・ファミリアである。その設定、「横浜駅生命体理論」で描かれた未来SF。

タカノブ さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明智紫苑

    カクヨム掲載時よりも大幅に加筆修正されていて、「紙の本」という体裁にふさわしい完成度になっている。しかし、加筆修正ではみ出た部分がさらに来年書籍化されるという。出たら買います。

  • mae.dat

    坊主の本。「横浜駅」って言葉に引っ張られたのだとは思いますが、ディストピアSFを楽しむ様になったかと思うと、父ちゃんとしては感慨深いものがあるよ。先ずは章タイトルですね。SF作品のパロディになっているの好き。『あるいは駅でいっぱいの海』は分からなかったので調べましたが。『虐殺器官』は知ってましたが、SFとは思っておらずでした。本編はね、何でこんな世界なのか、登場人物の行動の理由とか、背景は見えてこないのです。最後にズバッと決めるタイプのパターンかなぁと思って読みましたが。う〜ん🤔。分る様な、分からん様な。

  • ひさか

    2016年12月カドカワbooks刊。第1回カクヨムWeb小説コンテストにて大賞(SF部門)を受賞し、書籍化デビュー。増殖を繰り返し本州全土を覆い尽くした横浜駅に18切符で侵入した男の冒険譚。良くできた世界設定で、用意された謎や出来事もスリリングで楽しめました。新鮮なストーリーで、登場人物達が興味深いです。

  • absinthe

    横浜駅の増改築が進みすぎ、本州を覆いつくした未来の話。聞いただけでワクワクするような魅力的でおかしな設定。自動的に増殖してあちらこちらに生えはじめるエレベーター、エスカレーター、通路の数々。エキナカとエキソトの格差問題、suikaを持たないと追放されるなど、ユーモラスな話題が盛りだくさん。サービス精神あふれる設定だが、余計なアクションや恋愛などを省いたストイックな作風でもある。Suikaを持たない人を追いかけてくる自動改札…(笑)

  • サンゴ

    物流がどうなっているのか気になりました

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