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木と日本人 3

柚木陽子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784652201169
ISBN 10 : 4652201168
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本は森の多い国です。南北に長い国土には、暖かい環境に適した木も、寒いところに生える木もあります。落葉樹や常緑樹、広葉樹や針葉樹といった多様性が豊かです。さまざまな木の葉や花を、日本人は衣食住のあれこれにじょうずに利用してきました。木の実はそのままで食べ物にするだけでなく、油をしぼって明かにしたり、加工して塗料にしたりしました。暮らしに豊かさをもたらしてくれる木の恵みはまだまだあります。木全体からとる樹液のなかには、漆や松脂といった日本の文化になくてはならないものがあります。また、本書では、木を燃やすことによって得られる炭や灰の利用についてもふれています。

目次 : 葉…葉について(食 葉の食文化/ 包 葉で包む/ 暮 葉と暮らし)/ 花実種…花・実・種について(食 くだものと種/ 紋 実をしぼる/ 楽 花や実を楽しむ)/ 根…根について/ 樹液…樹液について(漆 日本人と漆/ 脂 松脂の利用/ 蒸 蒸留して使う/ 燃…燃やす(炭 炭をつくる/ 灰 灰を利用する)/ 樹木―そのほかの利用

【著者紹介】
ゆのきようこ : 柚木陽子。1950年東京に生まれる。千葉大学理学部生物学科卒業。植物生態学を専攻。現在は自然観察会の指導、自然についての執筆活動を行っている

長谷川哲雄 : 1954年栃木県宇都宮市生まれ。北海道大学農学部卒業。昆虫学を専攻、植物と昆虫を中心に、多様な生きものの関係を描く。定期的に自然観察会も開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 図書館本。第三弾は草や花や実の恵みの話。本当に、日本人は木を丸ごと全部捨てるところなく使い尽くしてきたという感じ。イチョウはあんな葉なのに、実は針葉樹で裸子植物ということにびっくり。あの臭い部分は実じゃなくて種の皮なのだそう。あと、日本ミツバチは西洋ミツバチと違って飼うことが出来ないとあったけど、最近は日本ミツバチの養蜂してる人も結構いるような。性質的に趣味の範囲はなかなか出ない感じだけど。

  • 花林糖

    (図書館本)<葉について(包む・葉とくらし)/花実種について(果物と種・実を絞る・花や実を楽しむ)/根について(根の利用)/樹液について(日本人と漆・松脂の利用・蒸留して使う)/燃やす(炭・灰)>この巻の絵は今までよりも良かった。コケモモ・柚子・ヤブツバキの絵が美しい。先人の知恵に感謝です。

  • 遠い日

    シリーズ3。「葉や花、実と種」を日本人がどのようにして有効利用してきたかについて見ていく。木からの恩恵をわたしたちはたくさん受けてきたことがよくわかる。余すところなく木を利用して、暮らしの隅々までその良きところを使うことで、独特の道具や文化が生まれてきた。それぞれの木の特徴を最大限に活かし、便利に使う。衣食住に関わる木の恵み、感謝の念を抱きます。

  • やま

    日本人は木と長く付き合ってきました。プラスチックの登場など、安価で加工しやすい物の登場により、木が身近な道具から少なくなり、加工する人も減ったのは時代の流れとはいえ、さみしいことです

  • 0422

    とてもいい。いわれてわかる。

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