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朽ちないサクラ 徳間文庫

柚月裕子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198943233
ISBN 10 : 4198943230
Format
Books
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ストーカー殺人、警察の不祥事、親友の死――しかし事件は始まったばかりだった。警察広報職員が事件を追う、異色の警察ミステリ


【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で、第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。2013年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同年『慈雨』で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”第1位を獲得した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    柚月裕子は、新作中心に読んでいる作家です。未読の本書を職場の読友さんから借りて読みました。徳間文庫大賞2019受賞作だけあり、読み応えのある作品でした。 http://www.tokuma.jp/topicsinfo?tid=23116 2020年に続編『月下のサクラ』が出る予定のようなので、期待して待ちたいと思います。

  • ミカママ

    さすがの柚月さん、読みやすさにおいてはピカイチ。ただし今回は、謎解きの部分がわたしには消化不良に終わった…と思ったら、これは謎解きモノではなく、「女性刑事」森口泉の誕生小説らしい。最近ハマっている映画になぞれば「森口泉 ビギンズ」なのだ。そういうことであればファンのひとりとして、柚月さんの挑戦状を受けて立つ所存である。

  • W-G

    これまでにも何冊か読んでみたけど、何故かイマイチ刺さりきらない柚月さん。この作品も細かいところまで良くできているのに、あまりグッとこないまま読み終えた。そもそもの発端である慰安旅行のスクープでこんなに人死ぬか?という部分で納得感のある紐づけができずに、変に大袈裟な話の広がりかたをして浮わついちゃったなという感想。ラストの一幕も、狙っているにしてもどこかモヤモヤが残る半端さ。主人公コンビにももう少し背景の肉づけをして魅力を増して欲しかったところ。続編にいくべきか、非常に判断に悩む。

  • イアン

    ★★★★★★★☆☆☆2021年に続編が発表された森口泉シリーズ第1弾。警察の不祥事スクープに端を発して、友人で記者の千佳が殺された。米崎県警で広報広聴を務める泉は、生前の「情報漏洩の元は自分ではない」という千佳の言葉を信じて事件の真相を追うが…。刑事目線ではない新感覚の警察小説。杉林課長が醜男設定のはずがいつの間にかモテ男になってたり、あの組織が悪徳過ぎたりとツッコミどころはあるけど、泉と磯川の真っすぐな正義感が純粋によかった。今後、同じ「米崎県」を舞台とした「佐方貞人シリーズ」とのリンクにも期待したい。

  • chinayo

    最後の最後まで気が抜けない展開。オウム事件に似た信仰宗教が出てきたりと、流石、読みやすい小説となっている。

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