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最後の証人 角川文庫

柚月裕子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041066584
ISBN 10 : 4041066581
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり…。

【著者紹介】
柚月裕子 : 1968年岩手県出身。2008年『臨床真理』で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • どんふぁん

    2018年11月10日読了。宝島社文庫から角川文庫になってまた再読。佐方シリーズをちゃんと読んでみたくて再び手に取りました。佐方さん男前やなぁ。「罪はまっとうに裁かれるべきだ」かー。しびれるー。ただの無罪判決じゃないからねぇ。被告人にとってはたまらないかもしれないけど、結果は被告人を救ったわけじゃないからね。全てお見通しだった佐方さんに拍手です。ここからがスタート。ちゃんとまっとうに裁かれて欲しいです。あとがきでも書かれてたとおり、柚月裕子さんは中年男性を書かせたら右に出るものはいないですね。

  • 鍵ちゃん

    検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう亅だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。やがて7年前に起きたある交通事故との関連が明らかになる。これはゾクゾクするほど面白い。検事と弁護士とのぶつかり合い、そこに隠された真実。もう心が震えました。

  • KAZOO

    読んでいてどこかで読んだという覚えがありました。ただやはり引き込まれて再読してしまいました。これは主人公の弁護士が検事をやめてからの話で、この後検事時代の話がシリーズで出ています。このような検事ばかりであれば黒川事件も起こらないのでしょうが。この話は読んでいてやりきれなさが残りました。中山七里さんも弁護士の話を結構書かれていますがそれよりも読後感が重い気がします。

  • 金吾

    ○伏線がはっきりしすぎている書き方から早い段階で話の筋がわかってしまいましたが、望んでいた方向なので予定調和みたいに感じ心地好かったです。組織防衛や権力者に対して自他共に甘いというのは本当にありそうなので怖いです。高瀬夫妻の苦悩は胸を打ちました。

  • キムトモ

    初見の作家さん強化月間。楽しみにしていた作家さん。久しぶりにしっかりきっちりミスリードさせていただきました🙏人間の悲哀や生きていく中での不条理…きちんと演出されたお話でした👍ヤメ検佐方のキャラはどんなもんじゃい⁉️と…(ノ-_-)ノ~┻━┻次のお話へ〜〜

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