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鴨川食堂 小学館文庫

柏井壽

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094061703
ISBN 10 : 4094061703
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan

Content Description

京都発! 思い出の「味」、捜します。

【著者紹介】
柏井壽 : 京都生まれの京都育ち。テレビ番組や雑誌の京都特集で監修をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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元刑事とその娘で切り盛りする京都にある鴨...

投稿日:2021/04/18 (日)

元刑事とその娘で切り盛りする京都にある鴨川食堂は、お客さんのもう一度食べたい思い出の料理をお客さんのわずかな記憶から探し出し、再現してもう一度提供してくれる。その料理を食べることで、思い出の料理を依頼したお客さんたちがその後前向きに生きていこうとする力になる。人情味あふれる話です。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ

    なかよしの読み友さんよりシリーズで譲っていただいた。先日訪れたばかりの京の街を、主人公たちと散策しているような気持ちに。京都(とその料理)を知り尽くした著者ならではの表現に、思わずこちらも舌を鳴らしてしまう。食とミステリーを絡める手法は近年流行っていてわたしの大好物でもあるが、これは手垢感もなく楽しめた。ラストの「肉じゃが」思わず(わたしには珍しく)涙が薄らにじんだ。あと4巻手元にあるので、一気にいきたい。

  • 射手座の天使あきちゃん

    【「食」探します】料理雑誌に掲載された一行広告を頼りに辿り着いた依頼人の思い出の味の謎を解き明かす短編集です とりどりのお料理、ゆるーい登場人物と猫、そしてベタベタの京言葉、もう絶品の味わいです!(笑) それにしても、ちょっと、ちょっと流さん謎解き超人過ぎませんか? <(^_^;

  • ちょこまーぶる

    読後はホッコリ優しい気持ちになれる一冊でした。食べ物の思い出からその食べ物を再現してもやもやした気持ちを整理させる探偵?の話なんですが、多くの人は人生の様々な出来事ともに思い出の食べ物というものがあるような気がしますね。という事で、非常に面白い設定のお話だなぁ〜と思いましたね。また、章ごとに鴨川食堂へ訪れるお客に対するお任せ定食の内容が、本当に食欲がそそる内容で食いしん坊の読者は堪らないのではないでしょうか。そして、自分にとって再度味わいたい食べ物って何かなぁ〜と考えながら読んでましたね。お腹空きますよ。

  • カメ吉

    6話からなる短編集でとても読み易かった。しかもどの話もほのぼのとした思い出深い料理を探す謎解きミステリーでした。 大きな感動はないけど良質な連ドラを観てるような感じで楽しめました。料理が絡む作品はやっぱり楽しいです。

  • ぶち

    "ちいさい頃に夢中になった本。もう一度読みたい。でも、題名も作者も覚えていない” あやふやな記憶でも本を探し出してくれる"本の探偵"、赤木かん子さん。若い頃の憧れの人でした。この『鴨川食堂』は、そんな本の探偵の料理版。もう一度食べたい。こいしい食べ物を探す"食の探偵事務所"の物語です。食べ物は本に似て、様々な思い出と伴にあるものだと、あらためて思います。料理を口にしたとき、眠っていた思い出が胸によみがえってきます。卵を溶きほぐす菜箸の音を聞いただけで、作ってくれた人のことが思い出され、胸が熱くなります。

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