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終末なにしてますか?異伝 リーリァ・アスプレイ#02 角川スニーカー文庫

枯野瑛

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041091715
ISBN 10 : 4041091713
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Ue ,  

Content Description

聖剣セニオリスの調整に訪れた幽霊船都市国バゼルフィドルで、正規勇者リーリァにできたはじめての友人・エマ。「正規勇者は、正義の味方じゃねぇ。あくまでも、人類の味方であって、人類の敵の敵だ」そんな守護者が、友人を奪われたとき。そしてその友人が、人類の敵になったとき。リーリァは必殺の聖剣を手に、何を想うのか―。いつかは滅びゆく大地で、いまを生きる勇者と人々の烈しくも可憐な日々、その第2幕。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    聖剣セニオリスの調整に訪れた幽霊船都市国バゼルフィドルで、正規勇者リーリァにできたはじめての友人・エマ。不器用な友情を育む二人が陰謀に巻き込まれてゆく外伝第二弾。素直になるわけにはいかないリーリァとヴィレムの距離感が何ともいい感じで、標的にされたエマにヴィレムも巻き込まれる中、突出した存在ゆえのリーリァの葛藤と、年相応の不器用な女の子としての彼女がなかなか印象的で、それと対比するかのようなかつての勇者のエピソードもありましたけど、彼女の物語の結末がどのように描かれるのか、続巻を楽しみに待ちたいと思います。

  • どんぐり@京都の何処かで

    ラノベの中でもトップクラスに好きなキャラ、リーリァ。最強で普通の女の子で、好きな男の子のために倒れなければならなかった最後の英雄。すかすかの中でも不思議と転生というか、再登場していない。本編でも彼女に救いが欲しいなと思う。ヴィレムとのほわほわした在りし日の姿が、本編の最進行部を想うと泣けてくるよ。

  • 真白優樹

    確かにそこに友情はあった、だけどそれは儚い友情でしかなく、勇者もまた希望に非ず、ただ今は味方であるだけの存在で。この終わり往く世界で生まれる絆、それを嘲笑い飲み込むかのように災厄は突然襲い来て、彼女は心を飲み込み刃を振るう。あの日、何が起きていたかが再び語られる今巻。今に続く過去があり、今も生きる彼等がいる。だけどあの日々はもう戻らない、だからこそ儚くて切なくてうつっくしいのだろう、この日々は。戦いの果てに落としてしまった無くし物。果たして、この先に待つのはどんな終わりだろうか。 次巻も楽しみである。

  • 彼方

    聖剣セニオリスの調整に訪れた幽霊戦都市国・バゼルフェドルではじめての友人が出来たリーリァ。聖剣ゼルメルフィオルを巡る陰謀は未だに終わらず、敵となった友人を前に人類の守護者・リーリァは何を想うのか…異伝2巻目。すかもかを挟んで一年ぶりの刊行なので色々思い出しつつ読了…。友達との距離感に悩む年頃のリーリァや聖剣の調整技術を学ぶヴィレムと青臭さが楽しくて、でも運命はやっぱり切ない道を辿っていて…切なくなりますね…。昔の正規勇者リュシルの過去に『燃え殻ネズミ』の思惑…色々複雑に絡まっていて今回も惹き込まれました。

  • みどり

    500年前の物語も2巻目。 実はヴィレムは昔も今もかわっていないのでは?というエピソードも小ネタに挟みながら。 でも、結局悲しく終わるんだろうな〜。

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