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ドラえもん短歌

枡野浩一

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094086331
ISBN 10 : 4094086331
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Series
:

Product Description

ドラえもんをテーマに募集された傑作短歌集

5 7 5 7 7のリズムに乗せて、「ドラえもん」のなかまたちや、ひみつ道具を読み込んだ短歌。それが「ドラえもん短歌」です。

Content Description

ぼくたちみんなの共通語=「ドラえもん」の仲間たちや、ひみつ道具を詠み込んで作る歌、それが、「ドラえもん短歌」。若者に圧倒的支持を受ける歌人・枡野浩一の呼びかけに、全国から続々と寄せられた、傑作の数々。「ドラえもん」×「短歌」という言葉のひみつ道具を駆使し、みんなの今の想いを詰め込んだ、待望の文庫決定版。

目次 : 第1章 ぼくたちのドラえもん/ 第2章 のび太となかまたち/ 第3章 ぼくたちのひみつ道具/ 第4章 そこにいるドラえもん/ 第5章 ねえ、ドラえもん/ 第6章 さよなら、ドラえもん

【著者紹介】
枡野浩一 : 1968年東京生まれ。歌人。短歌のみならず、現代詩、批評、エッセイ、小説、演劇など、幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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公募などで集めた、ドラえもん短歌を文庫化...

投稿日:2019/01/14 (月)

公募などで集めた、ドラえもん短歌を文庫化!僕自身も共感できるものが多い上に、クスッと笑えるもの、これから大事にしたいこと。そんな事が綴られています。

みぎら さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    発明は想像から生まれる。タイムマシンはまだ夢の夢だけど、ほんやくコンニャクやタケコプターのようなドローンは現実化。人はこの先、ドラえもんの世界に近づくのかな。…どこでもドアはどこにでも連れていってくれるけど、どこに行きたいのだろう。大人になると余計なことを考える。「自転車で君を家まで送ってたどこでもドアがなくてよかった」「ドラえもん話を聞いてそばにいてひみつ道具は出さなくていい」…今日も空には、ドラえもんの色合いが浮かんでいる。雲の上から私たちを見つめているのでしょうか。そんな穏やかな心持ちになる短歌集。

  • のっち♬

    枡野浩一選出の93首。世の厳しい現実と願望を満たすひみつの道具が共存しているのは『ドラえもん』の大きな魅力。キャラクターや道具を用いた歌は詠み手の心境がよく現れていて、案の定どこでもドアやタイムマシーンが〜という声が飛び交っている。しかしながらのび太的悲嘆ばかりではない。日常の比喩として、或いは、ツッコミを入れられ、愛られ、卒業されるドラえもん。ここまで多角的な題材になるドラえもんは完全に日本社会に溶け込んでいると言える。ネットで沢山見れるので全てにコメントする機知とか巻末での老眼への配慮くらいは欲しい。

  • tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

    歌人である枡野浩一がネットで募集した僕たちの「ドラえもん」の心の歌百選。「僕たちが 今進んでいる 方向の 未来に ドラえもんはいますか」「ドラえもん あなたがいると いうことが 未来があると いうことだから」 ☆5.0

  • イスタ

    幼少の頃から他のキャラクターには一切興味がなかった息子の唯一好きなドラえもん。歌人の著者さんが選んだ22世紀に届けるドラえもん短歌100選。どらえもん。いま日本はドラえもんに毎日たすけを求めたいような状態になっていて、みんながきっと、いろんなときに君のことをおもいだしたりしていると思う。【僕たちが 今進んでいる 方向の 未来に ドラえもんは いますか】【ドラえもん 話を聞いて そばにいて ひみつ道具は 出さなくていい】【ドラえもん どこから来るの 本当に 未来はあるの 確かにあるの】

  • さおり

    短歌勉強中。ステキな歌がたくさんあった。仁尾智さんという方のが、中でもツボでした。歌人と知らずに1冊積んでた加藤千恵さんも、この本から有名になった方だそうな。ひとつ残念なのは、枡野さんがちょいちょいほむほむをdisること。次は「かんたん短歌の作り方」を読むつもりなんだけど、そこでもほむほむをdisってたら、いよいよ枡野さんを嫌いになってしまいそうです。こういう感性勝負みたいな世界では特に、人を批判することには慎重になるべきだと思うのです。

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