Product Details
ISBN 10 : 4413234103
Content Description
「迷惑をかける」とは「お世話になる」ということ。仏教では「人は一人では生きていけない」と当たり前のようにとらえています。誰もが誰かの手を借りて、あるいは誰もが誰かを支えることで、共に生きています。「人間は迷惑をかけながらしか生きられない」。
そう思うと、周りのすべてに感謝できるのではないでしょうか。
一方、「人に迷惑だけはかけるな」と、日本人の心根に深く教え込まれている道徳観もあります。だけど、人は必ず衰えて、誰かに必ず迷惑をかけることになる。
「上手に甘える」「してもらう」心を持って生きたほうが、人間らしい。ラクである。
そして、自分も迷惑をかけるなら、他人から何か迷惑を被ったときに、受け入れることができる。枡野住職が説く、生き方指南書です。
【著者紹介】
枡野俊明 : 1953年、神奈川県生まれ。僧侶であり庭園デザイナー、文筆家。曹洞宗徳雄山瑞雲院建功禅寺住職。多摩美術大学名誉教授。ブリティッシュコロンビア大学特別功労賞、芸術選奨文部大臣新人賞受賞(美術部門)、外務大臣表彰、カナダ総督褒章、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章など。禅の境地から生み出された庭園の数々は国内外で高い評価を得ており、2006年には『ニューズウィーク日本版』において「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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