Books

ジェンダーで学ぶメディア論

林香里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784790717782
ISBN 10 : 479071778X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

デジタル化と多様化が進むメディア。SNSを介したフェイクニュースやヘイトスピーチの広がり。それでもスマホを手放せない私たち。メディアと社会の今をとらえるとき、「ジェンダー」は最適なレンズとなる。メディア論の基礎をジェンダーの視点から学ぶ、新しい入門書。

目次 : 序章 ジェンダーの視点からメディア論を学ぶ/ 第1部 メディアの思想とジェンダー(表現の自由―なぜフェミニズムの議論は表現の自由と緊張関係を持つのか/ メディアと公共性―「公共性」未満を押し付けられてきた女性たち/ メディアと表象の権力―日常を通じたジェンダーの生産)/ 第2部 インターネット空間とジェンダー(SNSと政治―デジタル時代の民主主義/ 巨大IT産業―テクノロジーに潜むジェンダー・バイアス/ 消費文化とブランド化―ジェンダーを再階層化するランク社会)/ 第3部 マスメディア、ジャーナリズムとジェンダー(マスメディア―新聞社・放送局の歴史に見るオトコ(会社)同士の絆/ ニュースとは―報道が描く女性像/ メディアを使う―オーディエンス論から考えるジェンダー・ステレオタイプの影響)/ 第4部 メディア文化とジェンダー(サブカルチャー論―女性の抵抗文化とエンパワメントの循環/ ファンカルチャー論―韓流ブームにみる女性たちのエンパワメント/ セクシュアリティとメディア―表象と性をめぐる規範/ エスニシティとメディア―ジェンダーとエスニシティが交わる「インターセクショナリティ」から考える/ 終章 情報化社会とジェンダーの未来)

【著者紹介】
林香里 : 東京大学大学院情報学環教授。専門はジャーナリズム・メディア研究

田中東子 : 東京大学大学院情報学環教授。専門はメディア文化論、カルチュラル・スタディーズ、フェミニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • katoyann

    TVメディアやソーシャルメディアにおけるジェンダーの問題を分析した研究書。まず、新聞・通信社に占める女性労働者の割合が低く、管理職となると1割になるので、マスメディアが性差別的なコンテンツを送り出してしまうのは就労構造の問題でもある。メディアの表象は現実を構築する力があるため、否定的なステレオタイプを助長する内容の表現物はチェックしなければならないとする。一方で、マスメディアから排除されてきた女性はSNSを活用し、#MeToo運動など、新しいフェミニズムの旗手となった。勉強になり、面白く読めた。

  • skr-shower

    他地区図書館本。状況説明と問題提起。コラムが面白く読めた。

  • ディス

    ◎。1つ1つは短いが、今自分が気になっていることド真ん中の内容だったので良かった。だからこそ「そこをもっと詳しく!」と言いたくなる部分は多いんだけれど、まぁブックガイドもあるので入り口として読む分には十分だと思うし、アルゴリズムなんかにもジェンダーの偏りがすでに含まれているっていうのは興味深い話だった。表現の自由とフェミニズム、女性の性的客体化辺りの話はもっと聞きたかったなぁ…。

  • はむ

    基本的な問題紹介、初歩って感じだ

  • プリン大魔神

    男性は眼差す側、女性は眼差される側であること、インタビューされる男性は肩書きがある場合が多く女性はその反対であることなど、自分が普段遭遇しながらスルーしていた問題が可視化された。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items