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室町和歌への招待

林達也(近世文学)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784305703361
ISBN 10 : 430570336X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

天皇、公家、武士…。応仁の乱以降から天正期に至る間の中心的な人物の代表的な秀歌を取り上げ、通釈・鑑賞する。乱世に詠まれ続けた「歌」のアンソロジー。平安時代、鎌倉時代とも異なる歌の面白みがわかる。

【著者紹介】
林達也 : 1941年、東京生。駒澤大学文学部教授

広木一人 : 1948年、神奈川生。青山学院大学文学部教授

鈴木健一 : 1960年、東京生。学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinaba

    『なかなかに清めぬ庭は塵もなし 風にまかする峰の下庵』北条氏康のこの歌が、紹介されている他のすべてを遙か圧倒する鮮やかさと思う。少しニヤリとしながら詠んだような、他の誰でもない自分から生まれ出でた歌である、という自負が感じられる歌の良さ。

  • 田中AD

    掲載されてる歌が少ないのが残念だが、類書がないのでね。できるなら戦乱を全快にしてほしかった。[和歌史を学ぶ人のために]の年表にこの時代の作品が少ないことから仕方がないのだろうか。

  • 山がち

    室町和歌史を読みたかったのだけれども、実際は室町期の歌人について、それも各人一首から三首程度の紹介でちょっと残念だった。しかしながら、解説は本歌や鑑賞が丁寧に書かれており、また選歌は室町期の特色を映しているのかどうか私には判断するだけのものがないものの、確実に新古今以前とは違う詞や風体であって非常に面白い。最も印象に残ったのは「秋の空風待つ頃のうたた寝に涼しく通ふ宵の稲妻」である。四句までの穏やかさ、うたた寝、涼しくという詞から結句の稲妻である。これは驚かずにはいられない。他にも新鮮な歌がいくつもあった。

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