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温かいテクノロジー

林要

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909044433
ISBN 10 : 4909044434
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロボットを開発することは、「人間」を知ることだった。世界初の家族型ロボット「LOVOT」の開発者が語る、ChatGPTだけでは見れない世界。

目次 : 序章 ぼくらが「メーヴェ」に憧れ、「巨神兵」に恐怖を覚える理由―温かいテクノロジーへの気づき/ 1章 LOVOTの誕生―たどりついたのは「生産性至上主義」への問いかけ/ 2章 愛とはなにか?―人類を「ドーパミン漬け」にする現代ビジネスへのささやかなアンチテーゼ/ 3章 感情、そして生命とはなにか?―生身と機械の差は、大した問題ではなくなる/ 4章 人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか?―心や愛に関する問題こそをロボットが補完する/ 5章 シンギュラリティのあと、AIは神になるのか?―人類とAIの対立は古典になる/ 6章 22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか?―「だれ1人とり残さない」ために/ 7章 ドラえもんの造り方―「ChatGPT」だけでは見れない世界/ 終章 探索的であれ―「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話

【著者紹介】
林要 : GROOVE×創業者・CEO。1973年、愛知県生まれ。1998年、トヨタ自動車株式会社に入社。スーパーカー「LFA」やF1の空力(エアロダイナミクス)開発に携わったのち、トヨタ自動車製品企画部(Z)にて量産車開発マネジメントを担当。2011年、孫正義後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」に外部第一期生として参加し、翌年ソフトバンク株式会社に入社。感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」プロジェクトに参画。2015年、GROOVE X株式会社を創業。 2018年、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。翌年、出荷を開始。ラスベガスで開催されている世界最大規模の家電見本市「CES」において、 2019年にThe VERGE「BEST ROBOT」、2020年には「イノベ・ションアワード」を受賞。2021年、第29回ろぼット大賞にて「総務大臣賞」、2022年、第30回IP BASE AWARD「スタートアップ門奨励賞」、2023年には第1回WELLBEING AWARDS「モノ・サービス部門GOLDインパクト賞Jを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者の林要氏は家庭用愛玩ロボット「LOVOT」の開発者。前半は、このLOVOTの開発にまつわる話が中心だが、そこでは常に人間とは何かが問われている。個人の「意思」とは何なのか。また、人間は自ら思考する存在であると考えられているが、それははたしてどこまで本当か。と、限りなく問いを続けていくのである。そうして完成したLOVOTの様々な可能性が述べられる。後半はロボットを含めたテクノロジー全般の現在と未来像が語られる。この人の立場からすれば、当然そうなのだろうが、それは肯定的な未来である。

  • 中玉ケビン砂糖

    「pepper君の手が温かかったらいいのに」という要望からヒントを得、紆余曲折を経て生まれた「LOVOT」を巡るおはなし。「AIが人類を監理するディストピア」という神話はそろそろ(リドリー・スコット作品を観すぎた)陰謀論者の十八番程度になり、いい加減速やかに建設的な運用法を考えていかなければならないのではないか。SDGsを『「これでダメだったらホントにダメだ」として策定された道徳的最低ラインの画期』と措定する著者は、ありがちな「とはいえ」論を一つ一つ丁寧に解決していき

  • ta_chanko

    利便性を追究しても愛されない。これから求められるのは、人間に寄り添い、人間とともに成長する、愛されるペット型ロボット「LAVOT」のような存在。いずれは「のび太」の成長を支える「ドラえもん」のようなAI搭載型ロボットを開発することが目標。人間らしさとは、個性豊か・非合理的・突発的・感情的・情熱的なところ。そんな人間を支え、能力を補完し、引き出していくことがAIの役割。AIとの共働・共生によりwell-being革命がおこり、世界の生産性は爆上がりする!

  • 猫路(ねころ)

    いろんな考えが、巡っていて、纏めるのは難しいが、いろんな視点からこういう思想を元に創るというのは、使命感がある気がします。

  • もちこ

    ロボットの歴史、人や動物などの体のメカニズム、AIとともに暮らす未来の話など、過去から未来までのことがやさしい言葉で書かれている。 特に、人とAIの関係を良くするのも悪くするのも「AIを使う人」に左右されるということがよく分かった。 AIが、のび太にとってのドラえもんのように、ひとりひとりの専属コーチになり、個人の能力や可能性を伸ばせるような導きをして共に成長する関係は、とても温かい未来予想図だ。 それが実現できるかどうかは、技術者だけでなく、それを使う私たち一般人にもかかっている。

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