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ISBN 10 : 4122074061
Content Description
旅を愛した林芙美子は、自身が訪れた国々を積極的に小説に描いた。庶民目線を貫いたその筆は、戦前の日本人が海の向こうの“大陸”に抱いた希望と憧れ、そして敗戦で負った傷跡を克明に写し取っている。絶筆となった「漣波」ほか欧州、ロシア、満洲を描いた小説七篇と、川端康成が単行本『漣波』に寄せた「あとがき」を収録。
【著者紹介】
林芙美子 : 1903(明治36)年、福岡県門司市生まれ。幼少より両親とともに、行商の生活を重ねて九州一円を転々とし、後に広島県尾道市に落ち着く。高等女学校在学中から文才を示し、卒業後上京して多数の作品を発表する。30年手塚緑敏と結婚、同年『放浪記』がベストセラーとなる。日中戦争が勃発した37年以降、女流の従軍作家として活躍した。終戦後、文学的生涯の頂点を迎え、『松葉牡丹』『浮雲』などの秀作を残した。51(昭和26)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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田中峰和
読了日:2024/10/02
たつや
読了日:2024/03/19
mimosa
読了日:2023/10/22
emtb
読了日:2023/10/20
きょん
読了日:2023/09/30
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