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セザンヌの食卓 いろとりどりの林檎たち 講談社artピース

林綾野

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062176064
ISBN 10 : 4062176068
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

林檎ひとつで、パリ中を「あっ!」と言わせた画家・セザンヌ。その足跡を追いかける旅/南仏料理と林檎のレシピ16点。

目次 : 作品ギャラリー/ セザンヌの食卓―その足跡を訪ねて/ セザンヌを見直す/ レシピ/ ノルマンディーのシードル街道/ りんごのあれこれ/ アップルロード、弘前のリンゴ畑を訪ねて

【著者紹介】
林綾野 : キュレーター。アートキッチン代表。美術館での展覧会企画、美術書の企画・執筆を手がける

千足伸行 : 成城大学名誉教授。主な研究対象は西欧の19世紀美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

    【図書館本】浮世絵、モネに続き林さんのこのシリーズも3冊目。これまでの2冊と比べると情報量の多さが際立つ本書だったが、逆にそれが説明的過ぎて良さを殺しているような印象を受けてしまった。私としてはこのシリーズに求めているのは画家への知識より、旅の途中で香るその町特有の空気感のようなもの。 セザンヌは作品にストイックな、素朴な生活を愛する人だったのかしら。作品の林檎はあたたかな色合いなのに彼のエピソードはどこか悲しい。ゾラとの友情の話を読んでますますゾラが読みたくなった。

  • ナイスネイチャ

    モネに続いて2作目。香りたつ食卓が浮かんできます。ヘタウマって評価されるの難しいだろうなぁ。

  • きりぱい

    林檎ひとつでパリじゅうを「あっ」と言わせたセザンヌ。そのあっ!も、思わず食べたくなる林檎ではなく、艶もなくむしろまずそうで、現代ならさしずめ訳ありのお徳用パックが転がっている感じ?なのに美しいと思える視覚に訴える林檎。誉めてんだかけなしてんだか、思ったより分かりにくい画家と言えるよう。インタビューでじゃがいものソテーが好きと答えたそうで、オリーブオイルで炒めて塩コショウしただけ(ええ!)のシンプルすぎる南仏レシピから、何だかもうメジャーなりんごレシピと16品。ズッキーニをグラタンに使うのはいいな。

  • 二藍

    「セザンヌのリンゴの前で人は言う、『美しい!』と。私はその皮を剝こうとは思わないが、それを模写したいとは思う。」……リンゴの画家、セザンヌについての本。画家の本としてはちょっとニッチな感じ? リンゴに焦点を絞って、作品だけでなく、フランスの美しい林檎園や山の写真も盛りこんだ一冊。タイトルに食卓とあるように、セザンヌの好んで食べた料理をはじめ、リンゴのお菓子、フランス名物料理など、レシピが載っているのも楽しい。おいしそう。

  • ネロリ

    林さんが画家の街を訪ねるいつもの親しみやすい文章とセザンヌを意識した料理レシピ。この本では、同シリーズのロートレックでもタッグを組んだ、千足さんのセザンヌ考察もあり、林さんとのコントラストが面白い。セザンヌは、認められることを夢見ながらも器用になれず、異常を抱えていたと言われる視覚の歪んだ世界の中で、対象物の本質を捉えようともがいた。ゴツゴツした絵がセザンヌ像と重なる。それと、千足さんによるとセザンヌはむっつりスケベらしい。レシピではアップルクランブルに惹かれた。私にとってリンゴとシナモンは最強。

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