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名古屋駅西タイムトリップ

林浩一郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784833143257
ISBN 10 : 4833143259
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

闇市由来のマーケットの喧騒、都市改造事業の波と東海道新幹線の開通、そしてリニア開業へ――。戦後名古屋の基盤となった〈駅裏〉の姿を、貴重写真と証言で生き生きと描き出す。この地に刻まれた記憶が未来をひらく!

【著者紹介】
林浩一郎 : 1980年東京都生まれ。名古屋市立大学人文社会学部准教授。2005年、慶應義塾大学経済学部卒業。2012年、首都大学東京人文科学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えすてい

    名駅の「駅西」の、「駅裏」と呼ばれていた時代を振り返る一冊で今日の中日新聞でも紹介された。戦後の闇市・バラックの立ち並ぶ、在日・ヤクザ・娼婦・日雇いの蠢く近寄り難い「名古屋の癌」として、新幹線開通に伴う再開発でそれらはある程度「一掃」したが、古い地元民には近寄り難い場所の刷り込みはなかなか変わらず。しかし、今も続く韓国食材店は別として、アニメショップや専門学校の街となった今は西原商会の1ページだけアニメイトの言及があるだけで全く触れられず。ただし細分された地権者とテナント業だけになったのは嘆きにも見えた。

  • 小林涼太

    著者には学生時代お世話になったこともあり購入した一冊。発刊記念トークイベントに参加したが、国際マーケットもそうだが、人々は「マチ」に対して理性ではなく感情という名の記憶に動かされていることを理解した。国際マーケットは多層的であったからこそまとまれなかったのかもしれないが、多層的であったからこそ、その街を守りたかったのではないか。著者はこの本の発刊でようやく駅西を研究するベースができたと言っていた。将来的な街は画一的ではなく、すべての人がその地に行けば記憶を喚起できる、そういう場所にしたいと言っていた。

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