Product Details
ISBN 10 : 4480074465
Content Description
二〇一六年春、東京で「ひきこもり女子会」が開かれた。訪れたのは、「介護離職を機に家から出られなくなってしまった」「男性のいる場に行くのが怖い」という、ひきこもりの女性たちだ。「主婦」や「家事手伝い」に分類されてきた、「見えないひきこもり」が可視化された瞬間だった。ひきこもりには女性も性的少数者もいるし、困窮する人も、本当は働きたい人もいる。そして、それぞれの生きづらさを抱えている。ひきこもり当事者の著者が、「ひきこもり1686人調査」と自身の体験をもとに、ひきこもりの真実を伝える。
目次 : 第1章 ひきこもり1686人調査(「ひきこもり・生きづらさについての実態調査2019」/ ひきこもりは外出しない? ほか)/ 第2章 ひきこもり女子会(女性のひきこもり/ ある日のひきこもり女子会 ほか)/ 第3章 画一的な支援の課題(調査から浮き彫りになった支援の課題/ これまでのひきこもり支援 ほか)/ 第4章 私はなぜ/どのようにひきこもったのか(「不登校」のない時代に/ 人とつながる ほか)/ 第5章 家族にどうしてほしいのか(家族とのかかわり/ 親にしてほしいこと ほか)
【著者紹介】
林恭子 : 高校2年生で不登校になり、以来30代まで断続的にひきこもって過ごす。2012年から当事者活動を開始。全国で「ひきこもり女子会」を主催する他、メディアや講演を通して、ひきこもりについて当事者の立場から伝えている。現在、一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事。新ひきこもりについて考える会世話人、東京都ひきこもりに係る支援協議会委員等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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