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幼児教育のエスノグラフィ 日本文化・社会のなかで育ちゆく子どもたち

林安希子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750348995
ISBN 10 : 4750348996
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、いかにして日本の幼稚園・保育所が子どもたちの社会性や情緒の発達を支え、社会への足場かけとしての役割を果たすのかに着目しているわけであるが、もっと大きなストーリーを物語っているとも考えられる。本書は、いかに日本の子どもたちが日本の幼稚園・保育所において「日本人」に育ちゆくかについてのストーリーである。

目次 : 第1章 「見守る」/ 第2章 気持ち/ 第3章 「ギャラリー」/ 第4章 身体文化/ 第5章 幼児教育者の専門性/ 第6章 文化的実践としての幼児教育政策/ 第7章 文化の再構築

【著者紹介】
林安希子 : アリゾナ州立大学大学院教育学部博士課程修了(Ph.D.)。ジョージア大学ポスドク研究員を経て、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科助教。専門は、幼児教育、比較教育、文化人類学、発達心理学、質的調査法。幼児教育者がどのように子ども達と接しているのか、子どもの育ちと文化はどのように関係しているのか、教育政策や社会がどのように幼児教育に影響を与えているのか。教育文化人類学者として、ミクロからマクロに至って幼児教育の研究を行っている

ジョセフ・トービン : ハワイ大学、アリゾナ州立大学を経て、ジョージア大学教育学部教授。専門は、幼児教育、比較教育、文化人類学、質的調査法。教育文化人類学者として、『3つの文化における幼児教育』研究を初め、『5か国の移民の子どもたち』『3か国のろう幼稚園』などの幼児教育の国際比較研究、また、40年以上に亘り、日本文化についての研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ドシル

    おもしろかった! 幼児教育を民族学的な視点で観察、分析している印象。 日本の幼稚園や保育所、ろう学校幼稚部などでビデオ撮影をし、教育者にインタビューをしたり他の幼児教育者に映像を観てもらい意見を出してもらったりと言うその全てが興味深い。アメリカの考え方と日本の考え方、口話教育のろう学校と日本手話のろう学校の介入方法の違いなど面白い。2020年最初の読了作品として良い本に出会えた。

  • aki

    過去の研究で比較されたアメリカ、中国と異なり、子供の揉め事に幼児教育者が介入しすぎない、「見守る」暗黙知があり、政策も具体的ガイドラインを出していない。良く言うと「信頼している」悪く言うと「曖昧」。 アメリカ、中国の事例も見たかったけど、それは009年の研究を見ればいいのか。

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