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すきまから見る -「不登校」への思いこみをほぐす-

林千恵子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784491050652
ISBN 10 : 4491050651
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

子どもの言葉から「不登校」を考える。

目次 : ある朝の光景/ 第1章 学びの力を取り戻す/ 第2章 人との関係の中で生きる/ ちょっと一服/ 第3章 長いトンネルの中で/ 第4章 居場所はどこにある?/ 終章 不登校の意味を知る

【著者紹介】
林千恵子 : 1967年東京生まれ。中・高教員免許(国語)、公認心理師、学校心理士、特別支援教育士の資格を有する。中学校教員などを経て、教育支援センター(適応指導教室)の教育相談員として20年以上勤務する。その間に出会った不登校の子どもと保護者、教員はそれぞれのべ800人に及ぶ。教育と心理学の間を行き来しながら、教科指導、相談、行事の企画運営等を行い、子どもの成長力を引き出す教育支援センターでの改革を目指してきた。十数年前からは、教育支援センターの勤務と並行して公立小学校のスクールカウンセラーや巡回相談員も務め、教員や関係機関の研修講師、不登校親の会の世話役も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさちゃん

    公的な登校支援ルームに長く指導員として関わってこられた方が、どのように子どもに関わり変容があっか、の記録。そして、それらを通して、「不登校」の子達にどう大人は関わればよいかが記されている。タイトルにある「すきまからみる」視点が大事。そして、一方的な思い込みはNGだとあらためて感じた。ゆっくり関わること、その子の思いを大切にし寄り添うことが大切だなと思った。

  • だいご

    適応指導教室に通った子どもたちの作文が引用されているのがいい。なかなか不登校の子どもたちの実際の気持ちには触れられないので、それがリアルに入ってくるのはありがたい。学校に行かずに家で何もしなかったり、ゲームをしたりしているとどうしても「サボっている」という感覚をもたれてしまう。でも一人一人が強烈なほどの苦しみを抱えて日々を過ごし、また勉強していないという焦りももっている。「不登校の意味や目的」という視点は本当に大切だし、これからは「不登校生徒」ではなく、「〇〇さん」として一人一人と向き合いたい。

  • luckyair

    実際にこの施設に通った子どもたちの具体的なエピソードが参考になる。最も印象に残ったのは「待つ」ことについて。⚫自分でも明確に理解することが難しいときに無理に聞き出そうとすると、子どもたちは大人が納得しやすい理由を作ってくれる。周囲がその理由をことさら強調して関わっていくと、本人をその問題の中に閉じこめてしまうこともある。だから、心の中が整理されるのを見守りながら待つ。何年もの間、心の中に抱えてきた思いをむりやり語らせることはできない。待てないのは自分の気持ちであり、相手のためではないと自戒している。★★★

  • じーも@この度本屋さんとかを開きました

    すきまという言葉に惹かれ購入。でも、途中で断念。。たぶんいい本だと思うんだけど…。自分より必要としている人がいる気がする。勝手だけど。

  • ずず

    勉強になる

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