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世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

林伸次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344041851
ISBN 10 : 4344041852
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    大人の童話のような色合い。優しく、ふっとこころに灯が燈るような小品集。ゆっくりと噛みしめながら、自分の中に取り込む。それぞれの小品の世界を思い浮かべてみる。少しずつ、その色合いは違うが、淡い色を感じるのが共通している。五感で感じ、身心の力を緩める時間につながる。

  • ひろみ

    とても短いストーリーが集まった短編集。このお話のこの人は、あのお話のあの人、といったことにもなっていて。夢の中にいるようなファンタジー、優しくて淡い色味。 もう会えない人、自分の居場所、、、感想を具体的に語るというより、自分の中でただ余韻を大切に感じたい気分になります。

  • スズコ(梵我一如、一なる生命)

    文章が上手いと思った。シンプルで肩肘張ってない、自然体な誠意に満ちた感じの良い感じ。語られる世界観は現実からスライドさせたファンタジー。余裕のある心なら、少しずつ読むなら、ふふふと笑って、あぁ今日も良い一日だと終われると思った。余裕のない心で読んだので、ファンタジー設定でも離婚は離婚でその心情を慮れと言われても逆に少し困る、、、。あと、文章は上手いんだけど、作家、小説家と自分が想定する人たちと、何か文章も訴えてくる重みも違っていて、これはなんだろうと考えるきっかけになった。答えはまだない。

  • チワ

    SS集なんだけど、なんていうの?夜空に星がキラキラしていて、それを順番に眺めてるみたいな気持ちがした。 素敵な読書体験ができる本だけど、どこか素朴に、でも煌めいて人生ってこんなにかわいいんだって思える本だった。 天使が下界の人間へ恋に落ちた時、その人の持っているものになれると言う話が特に好き。楽器になると奇跡的な音を出すようになるんだって。天使になって推しのギターになりたい。 だいすきな一冊になった。

  • Isuke

    図。一人で勝手に林伸次さん祭りの最後を飾るのがこの本となった。私が好きな『ちいさなちいさな王様』と同じような雰囲気。やさしい世界、閉じられた世界、ロマンチックな大人の寓話。図書館、本、お酒、ロマン派の風。

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