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眠れないほどおもしろい平家物語 なぜ、こんなにもドラマティックなのか 王様文庫

Hiroyuki Itano

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837969747
ISBN 10 : 4837969747
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

「平氏」と「平家」って、違うの?『平家物語』の作者って、誰?盲目の琵琶法師で、『平家物語』の弾き語りが得意だった「耳なし芳一」がこの最高のエンタメ文学をおもしろく、わかりやすく、楽しく紹介していきます!

目次 : 1章 そもそも「平家」って、どういう人たち?―「盛者必衰の理」を体現した人たちの秘密/ 2章 こうして平家は「御所の番犬」からのし上がった!―政治的センスと胆力が抜群だった忠盛&清盛/ 3章 その栄華は、まさに「春の夜の夢」のごとし―運命のままに滅んでいった清盛の子供・孫たち/ 4章 源氏の武士たちもまた「風の前の塵」に同じ?―義仲、義経、頼朝 弓矢を取る者の哀しさ/ 5章 脇役とは思えない「海千山千」の食わせ者たち―「袈裟」に身を包んで、謀略&暗躍!/ 6章 戦いの中の「悲恋物語」―儚いからこそ、永遠に美しい二人

【著者紹介】
板野博行 : 岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まぁみ

    『吾妻鏡』より『平家物語』よね。この板野さんの眠れないほどおもしろいシリーズが大好きなので、読み比べしたくて前述の二冊を買いました。先ずは『平家物語』から。清盛の人間味溢れる人柄が面白い。軽〜い文体が実に読みやすい。入門書として最適。面白かった。

  • れもん

    図書館本。平家物語に出てくる人物紹介小説、っていう表現が合ってるのかな?。文章も軽いタッチで書かれていて読みやすく、これを読んで事前情報を得てから平家物語を読むと、入りやすくて良いんじゃないかなと思った。

  • macho

    表紙の挿絵に少し驚きますが、平家物語の全体像を把握するには良かった。平家物語、いいじゃーないですか。諸行無常。うん。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B+。audible。『平家物語』の現代語訳かと思ったら、面白いエピソードを抜粋して語る本。琵琶法師の「耳なし芳一」が案内役で語るので、audibleで聴くにはぴったりだった。『平家物語』は現在巻五の文覚荒行、富士川合戦あたりまで抜粋講座で受講しているが、戦記物というよりは人間ドラマとして面白いと感じている。本書では特に最終章の「戦いの中の悲恋物語〜儚いからこそ、永遠に美しい二人」祇王と仏御前、滝口入道と横笛、資盛(スケモリ)と建礼門院右京大夫、重衡(シゲヒラ)と千手の前の話が心に残った

  • Shimaneko

    傑作アニメの余韻+鎌倉殿の余波で、日本史のおさらいがてら手に取る。ラノベ風のポップな表紙から薄々予感した通り、「案内役・耳なし芳一」のヘラヘラした語り口調に、終始軽くイライラしつつも一気に読了。最大の収穫は、敦盛の例の有名なフレーズの読み方で、いい年こいて長年ずっと「にんげんの寿命」だと思ってたクチなので、勉強になりましたことよ。あと、瀬戸内寂聴の出家には高岡智照の影響もあったのか。『女徳』を読んでみようとメモ、メモ。梶原景時が三谷脚本でどんな展開になるのかも楽しみだな。

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