Books

現代ドイツ政治外交史3 占領期からメルケル政権まで Minerva Modern History

板橋拓己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623094868
ISBN 10 : 4623094863
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ナチの全体主義と第二次世界大戦の敗戦を経て、戦後ドイツは、冷戦のなか分断国家として再出発した。そしていまや東西統一を果たし、ヨーロッパの中心的な存在となっている。いかにしてドイツは、経済復興や再軍備、ヨーロッパ統合、過去の克服、さらには社会保障や環境保護などの課題に取り組んだのか。本書は、歴代首相のリーダーシップ、そして政党政治の展開を軸にして、戦後ドイツ政治の70年の歩みを描き出す。

目次 : 戦後ドイツの政治外交を学ぶ―歴史的背景と政治制度/ 第1部 東西ドイツの政治外交史(西側結合と社会国家の建設―アデナウアー政権、一九四九〜一九六三年/ 変動と転換の時代―エアハルト政権とキージンガー政権/ 東西緊張緩和への貢献と「もっとデモクラシーを」―ブラント政権、一九六九〜一九七四年/ 「継続と集中」と危機管理の時代―シュミット政権、一九七四〜一九八二年/ ボン共和国の成熟と迅速な統一―コール政権(1)、一九八二〜一九九〇年 ほか)/ 第2部 統一ドイツの政治外交史(「ボン共和国」から「ベルリン共和国」へ―コール政権(2)、一九九〇〜一九九八年/ 統一ドイツの経済的・軍事的「離陸」と福祉国家の縮減―シュレーダー政権、一九九八〜二〇〇五年/ 危機対応と改革の継続―メルケル政権、二〇〇五〜二〇二一年)

【著者紹介】
板橋拓己 : 1978年栃木県生まれ。現在、東京大学法学部教授

妹尾哲志 : 1976年大阪府生まれ。現在、専修大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たけふじ

    従来ドイツ戦後史は「統一」をフィナーレとする本が多かったところ、統一後にほぼ紙幅の1/3を使う点が本書の「現代史」の真骨頂だ。戦後西独はゴーリスト/アトランティカーの対立はありながらも、一貫して「西側陣営の西独」であり続け、その中で東方外交に端を発する東側への接近を図った。通して見ると、アデナウアー政権以外「力の外交」で東側に臨んだ政権はない。それがゆえ、統一ドイツの対東側政策に疑問が生まれる。NATOの一員として欧州の大国になった統一ドイツは、どこまで東西の中間としてバランスを保てたのだろうか?

  • takao

    ふむ

  • ふら〜

    タイトルの通りでWW2後から2021年までのドイツの政治を概観している。こうしてみると結構長期政権が多かったんだな。分かりやすくまとまっていて面白い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items