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ISBN 10 : 4877144641
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「表現の自由」を前に立ちすくむわけにはいかない!今そこにあるヘイトスピーチ被害に対して、現行法はどこまで対処できるのか?歴史家・憲法学者・弁護士たちの熱く精緻な議論のゆくえ。白熱のシンポジウムの記録。
目次 : 基調報告 日本のレイシズムとヘイトスピーチ(当事者意識のなさの歴史性/ レイシズムと国家/ 「ヘイトスピーチ」の歴史性/ 法的規制について)/ 報告(ヘイトスピーチとは―その実態と被害について/ 人種差別の違法性を認定―京都朝鮮学校襲撃事件判決/ アメリカにおけるヘイトクライム規制)/ パネルディスカッション ヘイトスピーチはどこまで規制できるか(ヘイトスピーチによる被害とは?/ 京都朝鮮学校襲撃事件の判決にみる「人種差別」認定/ 人種差別撤廃条約成立までの歴史的背景/ 日本はすでに人種差別撤廃条約上の義務を負っている/ 警察が動かないという問題/ マイノリティ集住地区で「朝鮮人大虐殺を起こしますよ」は、起訴可能か?/ 人種差別やヘイトスピーチに対する新たな立法は必要か/ 日本国憲法と刑事規制―何を保護法益とするか/ わいせつ表現に対する規制は合憲とされているが…/ 被害を受けているマイノリティのためのしくみをどうつくるか/ 質疑応答)/ LAZAKメンバーによる座談会 シンポジウムを終えて
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