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ふしぎなたけのこ

松野正子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834000689
ISBN 10 : 4834000680
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

山奥の村に住むたろが、裏やぶにたけのこを掘りにいった。ところが、たけのこがたろを乗せたまま、ぐんぐん伸び出して…。テンポの速い構成のしっかりした物語と流れるような横長の絵が、絵巻物を思わせる絵本。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kawai Hideki

    タケノコのおいしい季節だねえ、ということで、タケノコにちなんだ絵本を。山の奥の奥の村で、少年が自分の誕生日のごちそうに、タケノコ掘りに行くお話。たけのこを掘り始めて、暑くなったので上着をたけのこにかけると、それがずんずん伸びはじめる。あわててタケノコにつかまり、上着をとろうとするも、タケノコはずんずん伸びていくので、少年もずんずん空高くのぼって行く。母親が気付き、村人が総出で少年を救おうとするのだが・・・。いや、なぜそこでタケノコを切り倒すの?少年死ぬよ?と思うのだが、結果オーライなのであった。

  • パフちゃん@かのん変更

    こどものとも傑作集。お話会の絵本。山奥に住んでいる「たろ」が採りに行ったたけのこがぐんぐんのびて、切り倒したら海辺まで届いたというお話。それで、山奥の村人たちも迷わず海辺に行けて、海の幸を採れるようになったとのこと。ぐんぐん伸びるだけならジャックと豆の木みたいだけどね。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    小学2年生の時に読んだ時、インパクトが強かった絵本でした。海が遠かった為にささやかな山の幸がごちそうだったたろの村。誕生祝のごちそうの為に筍を採りに行ったたろだったが・・・。確かに筍は成長が著しい(特に春の雨上がりの朝)が、こんな筍、今まで見たこたぁねぇ!?最早、巨木と見紛えても不思議ではない。それを総出で倒した村人達や一晩中、倒れ続ける筍にしがみつき続けたたろの胆力が凄い。そして導き出されたのは村人にとって遠すぎて諦めざるを得なかった念願の海!海を大きな池と評するのが彼らの後の発見への驚きを掻き立てます

  • gtn

    些末なことかもしれないが、こんな時代に日本で誕生日を祝う風習などあったのだろうか。前段で少年の誕生祝について触れられ、その時は見逃そうと思ったが、最後に宴会を開くに至り、看過できなくなった。

  • chiaki

    山の奥の奥の村に住むたろは、母さんに頼まれ、お誕生日のごちそうのたけのこを掘りに出掛けます。脱いだ上着をたけのこに掛けたそのとたん!ジャックと豆の木のような展開かと思ったら、冒頭に繋がるハッピーなラストに。それにしても、たけのこが倒れゆく間に夜と朝を迎えるなんてすごい長いたけのこだったんだな〰笑 絵の躍動感もすごいです!こちらは創作の昔ばなしで、『だいくとおにろく』のように、カラーページとモノクロページが交互に配置される構成。

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